渋谷のスタジオを借りて、モノクロポートレートを撮影しました。
ライティングはソフトボックスを装着したモノブロックストロボ1灯がメイン。肖像画風のモノクロポートレートを撮りたい、と頭の中でイメージしていたものを形に落とし込むことができました。
下北沢の古着屋でレトロなワンピースを調達
ポートレートを撮影するとき、髪型も服装もモデルさんにお任せすることが多いのですが、今回の撮影は下北沢まで衣装を調達へ。撮影のイメージとマッチする、レトロな雰囲気のワンピースがどうしても欲しくて。
何件か古着屋をハシゴして、いい感じのワンピースを数点購入しました。ZOZOTOWNとかで探すと、ピンとくるデザインのワンピースは普通に数万円しちゃうんですが、古着だと1着1,000円とかで買えるからすごい。
大柄な水玉模様のワンピースがほしいなと思っていたのですが、イメージにぴったりのものは見つけられず。それでも撮影のイメージに合いそうなものを見つけられたので満足です。
女性しかいない店内で、女性モノのワンピースをひたすら物色していたのは、今思えばかなり怪しかったかもしれません。
モノブロックストロボでライティング
スタジオにはモノブロックストロボが2つ設置してありまして、1つはソフトボックスを装着してメインの明かりとして使用。もう1つはそのままの状態で背後に向けて直射しています。
真っ黒の背景紙に向けてストロボを発光させて、ぼんやりとしたグラデーションを演出。背景が布の場合だと、このグラデーションをうまく作れないのです。
こちらのカットは写真左側からの1灯のみでライティング。
58mmでポートレートを撮るときはf/2.0で撮ることが多いのですが、この日はカットごとにf/2.8〜4.0あたりで微調整。カットによってはもっと絞り込んで撮ってもよかったかもしれません。
髪型のアレンジは、イメージだけをお伝えしてモデルのしみずさんにすべておまかせ状態。生まれてこの方、髪の毛を耳より長く伸ばしたことがないため、髪の毛を自由自在にアレンジできるスキルってほんとすごいと思います。
長女の髪の毛をゴムで束ねることすら苦戦している私です。ヘアメイクさんと知り合いになりたい…
好きな写真を好きなように撮るって楽しい
昨年末からモノクロポートレートを撮りはじめて、地道に撮り続けてきましたが、まだまだモノクロの世界は奥が深いというか、もっと突き詰めていきたいなぁと思っています。
今回の撮影を通じて、自分の好きなように写真を撮るって楽しいな、とすごく基本的なことを思い出せたような気がします。
肖像画風味のモノクロポートレート、これからもコツコツ続けていきます。しみずさん、色々とワガママを聞いていただきありがとうございました。
- ライトスタンドとソフトボックスを購入!新ライティング機材に心踊る
- モノブロックストロボ2灯でモノクロポートレートのライティング
- 渋谷のスタジオでストロボ2灯のモノクロポートレート撮影
- ソフトボックス2灯でライティング!男性のモノクロポートレートを撮影