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岡山の後楽園は紅葉の名所!落ち着いた雰囲気でデートにも最適

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岡山の後楽園は紅葉の名所

出張ウィークでございます。今日は岡山にやってまいりました。結婚するまで本籍が岡山県だった私です。住んだことはないんですが、父親が昔少しだけ岡山に住んでたとか。縁があるような無いような岡山県です。

今日は打ち合わせが午後からなのをいいことに、早起きして早めに到着。岡山駅からのアクセスも便利な、後楽園という巨大庭園へ行ってみることにしました。

もうね、紅葉がちょうど見ごろで最高でした。

後楽園の紅葉は色付きがよくて美しい

岡山の後楽園は紅葉の名所

持ってきているのはマイクロフォーサーズのGX1とお気に入りのレンズLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4のみ。35mm版換算で50mmとなる標準単焦点レンズ。ズームなんてできません、足で動くのです。スーツと革靴で庭園を練り歩くのです。

モミジ?カエデ?が見事に真っ赤。ここまできれいに色づいてるモミジを見るのっていつぶりだろう。東京に来てからまともに紅葉を見てない気がします。

去年も紅葉を撮りに行きたいなー・・・なんて思っていましたが、近所の公園でちょろっと紅葉を探した程度。1年越しの本格的な紅葉撮影で終始テンションアゲアゲです。

紅葉は逆光で撮影するといい感じになる

岡山の後楽園は紅葉の名所

逆光好きです。大好きです。花を撮るときも、ポートレート撮るときも、逆光大好きです。いい塩梅で逆光になっている紅葉を見つけて、ただでさえテンション高いのに一気にMAX!

太陽の光を浴びてうっすらと透ける紅葉を撮りまくる。撮影に夢中になりすぎて、もうこのまま仕事をほったらかして夕方まで撮ってようかと思ったくらい。いっそ仕事なんて辞めてしまえ、なんて声が聞こえた気がしたくらい。

岡山の後楽園は紅葉の名所

LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4はあんまり被写体に寄れません。マクロレンズを持ってきていたら、もっと楽しかったかも。紅葉の1枚1枚をクローズアップして撮りたかったなぁ。

絞り開放で背景をボカすのと、全体的にふんわりと幻想的な雰囲気になるよう意識してみました。マイクロフォーサーズはf/1.4でも被写界深度が深めなので、ピント合わせが楽です。

背景を意識すると写真に幅が出る

岡山の後楽園は紅葉の名所

個人的に気に入ってる1枚。暗めの緑の中に太陽の光を浴びるオレンジの紅葉。ホワイトバランスの調整には悩みましたが、バランスよく現像できたかしら・・・

一口に紅葉と言っても、撮り方ひとつで表情がガラリと変わるのが難しくもあり楽しいところですね。赤ければいいってもんじゃないですし、背景をどう処理するかってのも工夫すべきポイント。

久しぶりにがっつり撮影できて、楽しすぎて頭がおかしくなりそうでした。(仕事の合間でしたけど)

単焦点レンズの柔らかいボケが好き

岡山の後楽園は紅葉の名所

LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4の真骨頂はボケの柔らかさだと思ってます。完全にボケきってしまうのではなく、ある程度背景の輪郭を残しつつも、しっとりと柔らかくボケていく。

常々もっとコンパクトなカメラが欲しいと思ってはいるのですが、このレンズが好き、という理由だけで結局マイクロフォーサーズを使い続けるかも。

レンズフードのダサさもTOPクラスですが、マイクロフォーサーズユーザーの方々には全力でおすすめするレンズです。

岡山の後楽園は紅葉の名所

がっつり絞り込んでの撮影。空は完全に白とびしています。こういうときPLフィルターを使うと青空も綺麗に撮れるのかな。買おう買おうと思いつつ、未だに買ってないカメラグッズの一つ。

曇り空だとフィルター使っても結果は一緒かしら。

来年も後楽園に紅葉を撮りにきたい

岡山の後楽園は紅葉の名所

次に出張で岡山に来れるのは早くても年明け。来年の紅葉シーズンにも後楽園に来たいなぁ。今回は50mmレンズの一本勝負でしたが、次回はマクロレンズと広角レンズも持って来よう。

広角レンズもあったらもっともっと撮影が楽しくなってたはず。50mmは風景を撮るには少々狭苦しい。

ライトアップもしてるみたいなので、夕方のマジックアワーに撮影できたら最高だろうな。あまり長くは滞在できませんでしたが、大満足の撮影でした。あぁ楽しかった。(ちゃんと仕事も頑張りました)

後楽園は岡山駅からのアクセスも抜群

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Twitterで教えていただいて初めて知ったんですが、後楽園って日本三名園の一角だそうです。金沢の兼六園、水戸の偕楽園、そして岡山の後楽園。

どれも初耳でしたが、とにかく有名な庭園みたいです。

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JR岡山駅に到着後、路面電車にのって3駅目。運賃が100円という激安っぷり。「城下」という駅から歩いて10分くらいで後楽園に到着。岡山城が見たかったので、正門からではなく、南門というところから入場しました。

旭川という大きな川を渡った向こう側が後楽園。川とか海とか、水の流れってぼーっと見てるだけで楽しい。今回は時間に余裕が無かったので、写真を撮りながらそそくさと移動。

橋を渡るとあっという間に後楽園到着

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鉄橋、というべきでしょうか。大きな橋で旭川を渡ります。がっしりした作りに見えますが、意外とゆさゆさ揺れるんですね。天気も良かったので、お散歩に来られてる方、外国人観光客もチラホラいらっしゃいました。

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橋を渡っていくと、木に囲まれたシャレオツなカフェを発見。川を見ながら食事ができるので、ちょっと休憩したいときに最適じゃないかしら。珈琲やうどん、カレーやオムライスも食べられるみたいです。

これだけ木に囲まれていると夏場は虫が凄そう・・・

園内で食べれるキビ団子と抹茶が美味しい

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和菓子で一番好きなものを聞かれたら、その答えはお団子です。仕事中、17時を過ぎて小腹が空いてきたときは近所のコンビニでみたらし団子(100円)を買ってきて一人もぐもぐ食べてる私です。

そして数あるお団子シリーズの中でTOPクラスに好きなのが、キビ団子です。桃太郎の仲間になりたいという訳ではありません。とにかくうまいのです。

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仕事の合間に来ているのでゆっくりはできなかったんですが、それでもこれは食べないといけない!と謎の使命感に襲われ、抹茶とキビ団子のセットを発注。お会計は350円。

しっかりと苦みのある抹茶でキビ団子との相性抜群。日本人の心を取り戻せた気がします。(失ったつもりもないけど)

園内はだだっぴろくて気持ちいい

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レジャーシートをひいてピクニック?をされているご年配の一行もいらっしゃいました。天気もポカポカでさぞ楽しかったことでしょう。園内の一部しか回れませんでしたが、とにかく広い。水田もありましたね。お米を育ててるのかしら。

右奥に見えるのが岡山城です。LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4は逆光が割と苦手。D610で撮ったらもっとカリッとシャープに撮れたのに・・・と少々歯がゆさが残ります。

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園内にはところどころ巨大な岩も置いてありました。何か特別な意味をもった岩なのかしら。説明が書いてある立札をチラホラ見かけましたが、時間が無く全然読んでいないのです・・

雰囲気良さげな場所を見つけてはぱしぱしと数枚撮影、すぐに移動して、またぱしぱし撮影の繰り返しでした。天気のいい日なら一日中園内でゴロゴロできそう。あぁまた行きたいぞ。

後楽園からすぐの岡山城も楽しめる

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後楽園のすぐ近くにある岡山城もサラッと見てきました。黒いのね、ボディが。大阪城に比べるとだいぶ小さく感じたけど、コンパクトかつクールな風貌でカッコいいじゃないの。

手元にあるのは35mm版換算で50mmの標準単焦点レンズ。巨大な城をダイナミックに撮ることは難しいと知っていながらも、他にレンズ持ってきてないんだから無い知恵を絞り出すしか無いのです。

色々工夫しようともがいてみたけど・・っ!結果っ!普通の写真です・・っ!

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お城に向かう道程に生えてたもさもさの紅葉。紅葉はドピーカンの青空よりどんより曇り空の方が合うような。いや、やっぱり青空の方が合うんじゃないかしら。

緑色と赤色と黄色がいい塩梅で混じりあうこの季節は本当に美しいですね。春の桜も大好きですが、秋の紅葉も素晴らしい。写真を撮ってなかったら、こんな風には感じていなかったかも。

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50mmが標準レンズと言われる所以は、人の目で見たときの遠近感と近いからだそう。確かに35mm以下のレンズで撮ると肉眼で見るよりダイナミックに感じるし、85mm以上で撮ると背景が圧縮効果でギュギュッっと詰まった感じになる。

肉眼と同じような見た目で撮れるのはメリットでもあるし、面白味のないつまらない写真にもなりえーる。

そこをどうカバーするの?ってのが写真を撮る人間たちへの課題。つまり写真の腕前ってことなのよね。

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門が開いてました。中に入っていけるみたいですが、あまり時間に余裕がなく入場を断念。逆光に弱いズミルックスさんですが、ふんわりフレアをうまく活用すれば味わい深い写真も撮れるはず。

撮れるはずなのに撮れないのは私の腕が未熟だから。ズミルックスさんとまだまだ向き合えていないから。ズミルックスさんの卍解はまだまだ遠いみたい。

お城近くでカワイイ野良猫も発見

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岡山城の周辺には野良猫がたくさん居ました。完全に人に慣れきっていて、面倒みてる人がいる模様。

カメラも一切気にせず、どこぞの撮影会のモデルさんより安定したポージング。曇りなき眼で何を見つめているのかしら。久しぶりに猫撮影に行きたいなぁ。

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思い出の写真にはなったけど、写真コンテストに出せるような作品を撮れたかっていうと、全力でどんまい俺。

だってスナップ撮影だもんっ!と言えば言い訳にはなるけど、50mmのスナップでもすげー写真撮る人はたくさんいるんだなぁ。

いい写真を撮るには、いい光を待たないとダメね。大した腕も無いのに、たまたまふらっと寄って、いい写真が撮れるのはたまたま運が良かっただけ。

岡山城はいぶし銀でカッコよかったけど、いぶし銀でカッコいい写真は撮れなかったわね。ごめんなさいね。

落ち着いた雰囲気で大人デートに最適

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園内には和傘がぽつぽつと置いてありました。夜はライトアップされるみたい。夜の後楽園も雰囲気抜群で楽しそう。平日の昼間だったこともあり、ご年配の皆様方がほとんどでしたが、デートスポットとしても最適だろうなぁ。

高校生くらいのナウでヤングなカップルには後楽園の面白みがわからないかもしれませんが、社会の荒波にしばし揉まれた経験のあるカップルであれば、後楽園の広大な自然に心癒されて、そのままいいムードになること間違いなしです。

岡山を訪れる際は、後楽園へ。めちゃおすすめです。

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