大阪城公園の桜が満開を迎えております。出張で大阪に来ておりまして、まだ仕事は片付いていなかったのですが、このチャンスを逃してなるものかと、無理やり区切りをつけて環状線で大阪城公園へ。
大阪に18年間住んでいた私ですが、大阪城をちゃんと見たのは今回が初めて。時間に余裕のない中での撮影でしたが、大阪城公園の桜を全力で味わってきました。
大阪城の大きさに今更ながら驚いた
仕事をほっぽり出して大阪城公園に行ってきた私です。
これまで遠くから大阪城を見かけることは頻繁にあったものの、近くで見るのはこれが初めて。いやぁ・・・でかいですね。近くから見るとこんなにも大きいんだと驚かされます。
こんな巨大な建造物を作ってしまうなんて、戦国の世を生きてきた人たちの知恵と努力って半端ないなぁと感心しきりでした。
大阪城公園に着いたのは午後5時半ごろ、だいぶ日が長くなったとはいえ、今にも太陽が沈んでしまいそう。小さい子どもたちが遊べるような遊具は少ないですが、ものすごく広い公園なのでぶらぶら歩くだけでも結構楽しめますね。
大人を100人くらい集めて、大阪城公園内で本気の鬼ごっこをやったら絶対盛り上がるだろうなぁ。
大阪城に攻め入るのは難しそう
大阪城の大きさに驚かされたことと同時に脳裏をよぎったのは、これを攻め入るのはかなりの難易度だな・・・ということ。お城の周りには堀があって、天守閣に向かうための通路は一つしかありません。
そこから攻め込もうにも、石垣の上から弓や投石で狙われてしまうし、わざと遠回りするように作られているので、相当な兵力が無いとすぐに力尽きてしまいそう。
それでも攻め込まれたときの緊急脱出口として、秘密の地下通路とか、そういうものもあったりしたのかしら。お城にはロマンがありますなぁ。
マジックアワーを狙うならここ
異国の方々が三脚を立てて、ここからの景色をぱしぱし撮影されていました。桜もたくさん咲いているし、沢山のビルをシルエットに夕焼けを撮れるので人気スポットのようです。
時間に余裕があればマジックアワーを狙ってじっくり撮影できたのですが、まだ仕事が終わっていなかったことと、強風と夏用下着を着用してきたことのコンビネーションにより体温を奪われ続けて死にそうだったので、撮影をあきらめて早々に退散。
いつかまた来る機会があれば、三脚を立ててじっくりとマジックアワーの撮影を堪能したいなぁ。
お城マニアの気持ちがちょっとわかった
大人になってちゃんとお城を見に来たのは初めてでしたが、お城マニアの方々の気持ちがちょっと理解できたような気がします。純粋にすごくカッコいい!
どういう狙いがあってこういう構造になっているのか、どんな歴史があったのか、いろんな背景を学んでいくと、どんどんお城の魅力にはまっていきそう。日本全国、お城めぐりの旅をしてみるのも楽しそうですね。
この日、大阪城公園駅から来たんですが、帰りは迷いに迷ってなぜか森ノ宮駅につきました。めちゃめちゃ広い公園なので、方向音痴の人は遭難してしまうかも・・・
園内はお花見で盛り上がる人が大勢
金曜日の夕方ということもあってか、でっかいブルーシートで場所取りをしている人もいれば、既にボトル何本か開けて出来上がっている人もいたりと、お花見を楽しまれている方がたくさん。
大阪城公園は場所によってはバーベキューができるとのことで、結構本格的なお花見をされているグループもありましたね。タコ焼きやベビーカステラの露店も出ていましたが、あまり盛り上がっていない様子…
強風が吹き荒れる中で撮影はつらい
今日はやたらと風が強く、桜が常にぶらんぶらんと動きまくってくださいまして、撮影がどうにもこうにも大変でした。こういう時は連射です。ひたすら連射です。
昨日は気温が高く、ユニクロのヒートテックを着て仕事に行ったことを後悔していた私。同じ失敗を繰り返してなるものかと、今日は夏用のエアリズムを着てきたんですが・・・寒いよ!
風も強いし、気温もどんどん下がるし、エアリズムはひんやりするしで、ここ数か月でトップクラスの過酷な撮影でした。
日暮れ直前の時間帯でしたが、公園内はどこもかしこも人がたくさん。ウェディングドレスで撮影している人もいましたね。新婦さん、肩と背中をおっぴろげにして寒かっただろうなぁ。
異国の方々もたくさん訪れていたようで、「写真撮ってください(英語)」とお願いをされたのですが、アドリブのきかない私。「OK~!OK~!」としか答えられず、グローバルコミュニケーション力の低さを露呈する始末。
女子大生っぽい3人組にも「写真撮ってください(日本語)」とお願いされまして、ニヤつきを抑えるのに必死だったのは秘密です。
マイクロフォーサーズでも桜は撮れる
今回もマイクロフォーサーズのGX1とLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4の組み合わせでの撮影。仕事カバンに何とか入れていけるコンパクトさで、機動性抜群。本音を言うと、もうちょい小さいともっと嬉しい。
つい先日も東京で桜を撮影したばかりですが、なかなかいい塩梅で撮れますな。センサーサイズだけで見れば、フルサイズとマイクロフォーサーズには大きな差がありますが、レンズの底力を引き出せれば、何とか張り合えるかしら。
ただ、GX1の最小ISO感度であるISO160で撮影しても、等倍で見てみると細かいザラツキが目立つんですよね。これはレンズではなくボディ側の問題なのかなぁ。
大阪城の桜は見応え抜群でおすすめ
このところ桜ばっかり撮影しております。
1年でこの時期しか撮れませんし、去年の自分よりも写真の腕が確実に上がっていることを実感できてすごく楽しいのです。来年、桜の季節を迎えたら、もっとうまく撮影できるようにこれからも努力を続けていかねばです。
京都の桜も撮りに行きたかったのですが、タイミングが合わず難しそう。来週も大阪に来るけど、桜のシーズンはもう終わってるだろうなぁ。
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