夕暮れどきの繁華街で、クリップオンストロボ1灯を使いながらポートレートを撮影させていただきました。
普段、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gを使うときはf/2.0前後で撮ることが多いですが、この日はf/4.0〜5.6あたりまで絞って撮影。やはり男性を撮影するときは、少し絞り気味にキリッとシャープさを演出するのが好みです。
街の明かりを探しながらの撮影
この日は池袋で待ち合わせをしまして。東口のビックカメラになら目をつぶったままでもたどり着ける私にとって、池袋は庭みたいなもの。少し言い過ぎたような気がしますが、どこに何があるかは大体把握できています。
夕暮れどきで撮影しやすい環境ではありましたが、表情の陰影を演出したくて。ストロボをバウンスできる白い壁、もしくは白く発光する看板を使って撮影をしてみました。
夕方以降に繁華街で撮影するときは、自動販売機や居酒屋などの看板がいい仕事をしてくれるのです。
夢を追いかける人
今回撮影させていただいたのは、俳優として修業中の泉さん。NHKのドラマに出演することを目標に、日々努力をされているそうです。一度は就職されたそうですが、思い立って俳優の道へ進むことにしたそう。(撮影や掲載の許可はいただいています)
その夢や目標が何であったとしても、実現に向けて頑張ってる人って素敵です。勇気をもらえるといいますか、もっと自分も努力しないとって思えるのです。いくつになっても夢を追いかけて生きていきたいものです。
ストロボの発光量をマニュアルで調整
ストロボはCactusのRF60をオンカメラで使用。普段オンカメラでストロボを使用するときはニコンのSB-5000を使うことが多いのですが、発光量をマニュアルで調整したかったのでRF60を持ってきました。
カメラの露出をいじって背景を少し暗めに落としつつ、モデルさんの表情に適度な陰影が出るようにストロボの発光量と光の向きを微調整。このあたりの調整が難しいところですが、狙い通りの写真を撮れるとやっぱり楽しいですね。
泉さん、撮影の機会をいただきまして、ありがとうございました。
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