出張の多い仕事をしていまして、頻繁にビジネスホテルを利用しています。東横インやスーパーホテル、アパホテル、ドーミーインあたりは顔馴染み。出張が多い時期だと、週の半分をビジネスホテルで寝泊りすることも。
経費削減のため1泊9,000円以下のビジネスホテルをよく利用しているのですが、ホテルによっては余計に疲れが溜まったりと、なかなか快適と言えないホテルも多いですね。
数多くのビジネスホテルを利用してきた中で、いかに快適に過ごせるかをまとめてみました。
日程が決まったら最優先でホテルを予約
ビジネスホテルを利用する際の鉄則です。出張や旅行の日取りが決まったら、すぐに宿を予約したほうがいいですね。早く予約すればいいことばかりです。
- 駅から近いビジネスホテルに泊まれる可能性が高い
- 眺めのいい高層階に泊まれることが多い
- 通常料金より安い料金で泊まれることが多い
予定が変更になったら…なんて心配は多くの場合不要です。私はいつも楽天トラベルで予約しているのですが、ほとんどのビジネスホテルでは宿泊予定日の2日前までキャンセル料はかかりません。
以前、利用日の前日に仕事の都合でキャンセルをしたことがあったのですが、キャンセル料は請求されませんでした。たまたま運が良かっただけかもしれませんが…
出張や旅行の日取りが決まったら、条件のいいビジネスホテルを予約する。予定が変われば、すぐに変更またはキャンセルをすることをおすすめします。
その都市の時期的な影響を考えておくべし
旅行客が急増する時期はビジネスホテルの予約が一気に取りづらくなります。
紅葉の季節の京都、奈良は最たるものですが、年末年始やお盆、ゴールデンウィークなども普段ビジネスホテルに泊まらない人たちが増えるので、すぐに予約が埋まってしまいます。
普段は1泊7,000円くらいで泊まれていたアパホテルが、桜や紅葉シーズンになると1泊25,000円とかになったりしますからね…同じ部屋、同じサービスで値段が3倍ですよ…
2月も受験シーズンが重なります。都市圏のビジネスホテルは、多くの受験生と親御さんが宿泊する影響で予約を取りづらくなります。4月上旬も新年度の影響で、都市部のビジネスホテルの多くが満室状態。
9~10月の札幌も危険ですね。お医者さんの学会が集中するそうで、札幌駅周辺からすすきの近辺のホテルまでほぼすべての部屋を旅行会社に押さえられてしまいます。私はそれで痛い目にあいました…
同じホテルを何度も利用するといいことがあるかも
せっかくビジネスホテルに泊まるなら、いろんなところに泊まってみたい、という考えもありますが、何度も同じところに泊まっていると、部屋をグレードアップしてくれることがあります。
「いつもありがとうございます。」と言われると、ちょっと恥ずかしかったり。毎回とはいきませんが、1人で泊まるのにツインの部屋にしてくれたり、広めの高層階の部屋にしてくれたり。
混んでいる時期はさすがに無理ですが、予約が空いている時期などは、同料金でいい部屋に泊まれることが多いですね。
その都市のグルメ、歓楽街は押さえておくべし
せっかく出張に行くのであれば、その都市の美味しいものを食べたい!と思うのが人間です。ネットで事前に調べるのもいいのですが、やはり現地の人に教えてもらうのがお勧めです。
タクシーの運転手さんや、ホテルのフロントで聞いてみたり、ネットには載っていないお店をたくさん教えてもらえます。それと、定番グルメは一度食べてみる価値アリです。
札幌は海鮮がやっぱりおいしいですしジンギスカンもお勧めです。仙台といえば牛タンは外せませんし海鮮もうまいです。浜松はウナギですし、広島はお好み焼きと時期が合えば牡蠣が最高。福岡はもつ鍋、水炊き、焼きラーメンなどグルメの宝庫です。
名店をホテルのフロントで教えてもらいましょう。
二次会で利用するお店選び
出張先でお取引先の方と食事に行く機会もありますが、二次会で利用できるお店を事前に調べておくのも社会人としてのマナー。布地が少なめの衣類を着用した女性がたくさんいる社交場を利用する機会もあるでしょう。
札幌であれば間違いなくすすきのですし、仙台であれば国分町、東京は言わずもがな。京都であれば木屋町、奈良であれば新大宮、福岡は中州が有名ですね。
お取引先の方の方が詳しいこともあるでしょうし、お任せできるのであれば良いのですが、こちらで手配しなくてはいけないときは、事前に情報を集めておかなくてはいけません。
ホテルのフロントで聞くのはさすがに野暮なので、こういう情報はタクシーの運転手さんに教えてもらうのが無難。
歯ブラシや洗顔料など最低限のアメニティは持参するべし
ビジネスホテルに備え付けのシャンプーやボディーソープに期待はできません。安めのホテルだとカミソリと歯ブラシはこちらから言わないともらえなかったりもします。
もらえるカミソリも100円ショップで3個セットになっているような2枚刃の激安カミソリで、肌の弱い方はカミソリ負け必至。。
出張時、荷物は極力少なくしたいものですが髭剃りや歯ブラシ、こだわりがあればシャンプーなども携帯用のものを持参した方が快適度は増します。私は髭剃り後に肌があれるので出張時はいつも化粧水と乳液を持参しています。
1泊1万円近くのビジネスホテルに泊まってもシャンプーなどのアメニティが微妙、ということはよくあるので注意が必要です。
入浴後はスーツや衣類を浴室に干しておくと快適
夏場は特に汗をかいた衣類を持って帰るのは気持ちの良いことではありません。多くのビジネスホテルでは浴槽のカーテンレールなどにハンガーをかけられるようになっています。
入浴後にはその日着用した下着や、しわの目立つスーツを浴室内で干しておきましょう。適度な湿気で衣類の臭いも軽減できますしスーツのしわもある程度は改善できます。
三又タップがあると快適度がさらにアップ
アメニティではありませんが、ビジネスホテルは総じて自由に使えるコンセントの数が少ないです。1つしか使えないというところも多いですね。スーパーホテルはコンセントや携帯充電器も充実してるんですけど。
パソコンやスマホなど、いくつかの電子機器を同時に充電することができるように小型の三又タップを持って行くと便利です。小さいのでカバンに入れていてもかさばりません。
朝食バイキングはサバイバルと心得るべし
朝ごはんはしっかり食べたい派です。バイキング形式のビジネスホテルが多いように思いますが、この朝食バイキングを最大限活用するにはコツがあります。
朝6時半や7時からスタート、というホテルが多いですが、早めに朝食を済ませたい場合、開始時間ぴったりに行ってはいけません。開始時間の5分前に行くのがおすすめです。
開始時間ちょうどくらいに行ったのに席がほとんど取られてしまっている、やたらと並ばされて時間がかかるということはよくあります。
特にご年配の方は朝が早いので、かなり早めに朝食会場にいらっしゃっていることが多いです。狭い机で知らないおっさんと相席なんて嫌ですし、できるだけいいポジションを確保して朝食ぐらいゆっくり食べたいものです。
料理がない、席がないなんてことも
東横インなども良く利用するのですが、朝7時半などの中途半端な時間帯に朝食会場に行くと、席が空いてないということがよくあります。そもそもの席数が少なすぎるんですね・・・安く泊まれるので仕方ありませんが。
席が取れたとしても時間帯によっては主食であるおにぎりがなくなっていることも・・・しばらく待っていればスタッフの方が料理を追加してくださるんですけど、時間の無いときはちんたら待っていられません。
ちゃんと席を確保して、おいしいものをしっかり食べたいなら朝食会場のオープン5分前に会場に行きましょう。
まとめ 早めの行動でビジネスホテルを最大限快適に過ごす
早めの予約、早めの情報収集、早めの朝食など、早めに行動することで出張をより快適に過ごすことができます。会社の経費で仕事として行く以上、やるべきことをきっちりやり終えることが第一ですが、できるだけ快適に過ごしたい。
これからも出張の多い日々が続いていくので、ビジネスホテルの快適な過ごし方、楽しみ方をどんどん探してみようと思います。
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