六義園の紅葉ライトアップで写真を撮影してきました。実は六義園にはつい先日も訪れていまして。というのも紅葉のライトアップを撮ろうと思い、意気揚々と重たい機材を担いで駒込までやってきたのですが、開催一日前でした…
2016年のライトアップは11月19日(土)から開催。前回、私が来たのは11月18日(金)でした。門が閉まってるので、何だかおかしいな…とは思ったんです。係の人に声をかけたら「明日からですけど…w」と、とても恥ずかしい思いをしました…
結局その日は一枚も写真を撮らず、重たい荷物を背負ってウォーキングをしただけで終わりました。開催期間はきちんと確認しないといけません。
三脚必須だけど安全第一でルールは守るべし
六義園に入園したのは日没直後の17時少し前。ライトアップシーズンということもあり、園内には大勢の人だかり。紅葉が映えるように、園内はかなり暗くなっていて、ISO感度をガンガンに上げないと、まともに撮影できない状況。ちゃんと撮るなら三脚必須です。
ただ三脚を使おうにも、いかんせん人が多すぎて落ち着いて撮影できる場所がほとんどありません。狭い通路や一部橋の上では三脚の使用や、撮影そのものも禁止されていました。安全第一ですから仕方ありません。
警備員さんが何度もアナウンスしているにも関わらず、それでも橋の上で撮ろうとする人がチラホラいて、何だかなぁという印象。一部のマナーが悪い人の影響で、撮影が全面禁止になったりしたら最悪。ルールはきちんと守りましょうよ。
日没直後のブルーアワーに紅葉が映える
スマホで撮影されているご夫婦の背後に並んで、最前列が空くのを辛抱強く待ちまして。ようやく安全に三脚を設置できる場所を確保。日没直後で空がきれいに青く染まっていたので、早く撮りたい!と内心かなり焦っておりました。
撮影では先日購入したL型プレートを使用していたのですが、縦位置撮影での安定感が半端ないですね。これから三脚を買われる方がいたら、L型プレートも一緒に購入されることを強く勧めたい。これはもう手放せません。
園内ではお団子やお酒の販売も
順路に沿ってぷらぷらと歩いていると、休憩スペースのような場所があって、お団子やドリンク、お酒も販売していました。お団子が猛烈に美味しそうでしたが、この日はサクサク撮影して早々に退散する予定でしたので、間食は我慢。
仕事帰りっぽい社会人カップルもいたりして、なんだかいい雰囲気じゃないですか。周りが暗いからって、暗がりで変なことしてたら長時間露光で撮影しちゃうぞ。(盗撮ダメ絶対)
園内には青い光で照らされたエリアもありました。スモークもしゅわしゅわーと焚かれていたのですが、長時間露光の撮影ではうまく表現できず…単に紅葉を光で照らすだけではなく、青色LEDやスモークマシンを導入しているあたり、東京都の本気を感じます。
ISO感度64、絞りf/11、シャッタースピード30秒
撮影機材はD810とAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの定番コンビ。三脚はジッツォのトラベラー三脚1型4段のGT1545Tというモデル。ISO感度は64、絞りはf/11〜f/13あたり、シャッタースピードは25秒〜30秒で設定してみました。
D810のISO感度64で撮影した風景写真を見ていると、なんだかもうゾクゾクします。ブログ掲載のサイズでは伝わりづらいと思いますが、パソコンの画面いっぱいに表示すると、なんかもう写真がプルプルしてる印象(語彙力)。
1型センサーのG7xで撮影した写真を鰹節に例えるなら、D810の写真は一本釣りされて船の上でバタバタ跳ね回っているカツオ。それくらいの差を感じます。カツオのたたきが食べたいです。
山手線の駒込駅から約5分とアクセスも抜群
いつか行ってみたいと思っていた六義園。山手線の駒込駅から歩いて約5分とアクセスも抜群ですし、また来年も撮りにこようと思います。ただあまりの人の多さにげっそり疲れてしまったので、今度来るときは閉園間近を狙ってみます。
紅葉シーズンの京都にもいつか写真を撮りに行きたいと思っていますが、六義園以上に人が多いんだろうなと思うと、どうしても二の足を踏んでしまいます。人混み大嫌いなんですよ…
今年の紅葉撮影は、もうお腹いっぱいです。今回の撮影で、自分の中ではだいぶ満足しました。年内はいくつかイルミネーションを撮りに行けたらいいな。
六義園のライトアップは12月7日(水)、時間は21:00(最終入園は20:30)まで開催されています。都内で雰囲気抜群の紅葉ライトアップ、人は多いですがおすすめです。
- AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDレビュー!超広角レンズは伊達じゃない
- GITZO(ジッツォ)のトラベラー三脚1型4段の自由雲台セットを購入
- 昭和記念公園の銀杏並木はまさに黄色い絨毯!キレイに撮影するコツ