ロケハンをかねて巣鴨にやってきました。上京したてのころ、「なんとなく有名だから」という理由で巣鴨へ観光に来たことがありましたが、それ以来一度も足を踏み入れなかった街。実に8年ぶり。
雨がパラついている中でしたが、駅周辺から地蔵通り商店街辺りまで、巣鴨の町並みをぶらぶらと歩いてみました。
菊まつりが開催されてた
地蔵通り商店街まで歩いてくると、きれいに咲いた菊の花がたくさん。ちょうど「すがも中山道菊まつり」が開催されている時期だったみたいです。
梅雨の季節を彩る紫陽花なんかも普段目にするのは数種類だけで、実はいろんな種類が山ほどあるという事実に驚かされますが、菊の花も種類がたくさんあるのですね。初めて見るような菊の花もちらほらと。
菊の花というと、この黄色くてモコモコしたものが頭に浮かびます。
私が育った街、大阪の枚方市には「ひらかたパーク」という、いつ世界遺産に認定されてもおかしくない偉大なテーマパークがあります。通称:ひらパーでは毎年のように菊人形祭りが開催されていました。今もやってるのかしら。
親父や婆ちゃんはひらパーへ菊人形祭りを見に行きたがるのですが、子どもにとっては菊人形なんて何一つ面白くなくて。連れて行かれるのが嫌で仕方なかった苦い記憶があります。今ならきっと菊人形を楽しめるけど、まぁそういうものですよね。
盆栽のような菊の花
繊細に手入れがされたのであろう、小さな菊の花。お花や盆栽の世界はさっぱりわからない私ですが、この菊の花がすごい!というのは何となくわかります。だって普通に花を育てるだけでは、絶対こういう風に育たないじゃないですか。
いつかは盆栽に手を出してみたい気持ちがありますが、カメラの沼に首までどっぷりハマっている今、新たな沼に足を踏み入れてしまっては身を滅ぼしかねません。もう少し顔にシワが増えてから挑戦してみようと思います。
商店街で白玉ぜんざいをいただく
平日の昼間に行ったのですが、商店街にはベビーカステラや七味唐辛子などの屋台が出ていて、なんとも活気があっていいですね。「おばあちゃんの原宿」ともいわれる巣鴨。たしかに商店街を歩いていると、ご高齢の方が多いように感じます。
ちょっと休憩しようと思い、商店街の中にあった食事処へ。せっかく巣鴨にきたので、和風なデザートを。「ぜんざい」なんて食べるのはいつぶりでしょうか。たまに食べると美味しいですね。モチモチの白玉も絶妙でした。
ロケハンがメインで訪れた巣鴨。菊まつりや白玉ぜんざいなど、思いがけず素敵な出会いに恵まれました。美味しそうなウナギ屋を数軒見かけたので、今度はウナギを食べるために来ようと思います。