風景

としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」を撮影

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としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真

冬の風物詩といえば、カニや鍋、骨付きチキンにおせち料理。食べ物ばかりが頭に浮かんでしまう俗物な私でございます。写真を趣味にしているひとりとして、忘れてはならない冬のイルミネーション。

「まだ秋終わってないし!」「11月はまだ冬じゃないし!」という声もどこからともなく聞こえてきそうですが、としまえんのイルミネーションが今年も始まっているということなので、早速写真を撮りに行ってきました。

ファンタジーなイルミネーションがちらほら

としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真

自宅が西武池袋線沿線ということもありまして、3年くらい前から毎年のようにイルミネーションを撮りにきているとしまえん。今年のイルミネーションは「ウィンターファンタジア」というテーマで開催されているようです。

入園料は大人ひとり500円

としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真

イルミネーションが開催されている期間は、15:00以降の入園料が大人ひとり500円。乗り物券は別ですが、ひとりでとしまえんに来てアトラクションに乗れるほど、強い心は持ち合わせておりません。

日が暮れて家路につく家族連れを横目に、園内のイルミネーションをぱしぱしと撮影していきます。

としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真

たくさんの家族連れがスマホで写真を撮りまくる、園内でも有数のイルミネーションスポット。有数というか、「イルミネーションらしさ」を感じられるイルミネーションの少なさがとしまえんの大きな課題。

「入園料が安いから仕方ない」と考えることもできますが、もっそい綺麗なイルミネーションを期待していると、「えっこれだけ?」と肩透かしをくらってしまう可能性も。

写真を撮るならメリーゴーランド

としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真

イルミネーションの撮影をメインにとしまえんに来たのなら、園内中央にあるメリーゴーランドがおすすめ。この回転木馬、正式名称は「カルーセルエルドラド」というそうなのですが、「機械遺産」というものに認定されているそうです。実はすごい。

としまえんの回転木馬、カルーセルエルドラドは、機械仕掛けの芸術的乗り物として100年以上の歴史を持つ世界的に貴重な文化遺産として2010年8月7日に『機械遺産』に認定されました。

『機械遺産』(Mechanical Engineering Heritage)とは、歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、日本国内の機械技術面で歴史的意義のあるものに対して、日本機械学会が認定したものを言います。

http://www.toshimaen.co.jp/aboutus/kikaiisan.html

そしてメリーゴーランドを撮影するなら、そうですスローシャッターです。

スローシャッターで回転木馬

としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真

シャッタースピードを稼ぎたかったので、ISO感度は64、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの最大絞りであるf/22まで絞り込んでの撮影。ここまで露出を落としても、シャッタースピードは6秒までしか伸ばせませんでした。

通行の邪魔にならない位置でごそごそとカメラをセッティングしていると、自撮りを楽しまれているカップルが登場。すぐに移動するだろうと思ってそのままシャッターを切ったら、なんと6秒間微動だにしない。恐ろしき愛の力。

としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真

園内にはマリオとルイージが喜びそうな、光るキノコゾーンもありました。ちいさい子どもは喜びそうですが、キノコに近づけないようになっているのがちょっと残念。キノコを倒したり、壊しちゃったりすると危ないのはわかるんですけどね。

としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真

ファンタジーな雰囲気の小さな家も発見。こちらも同じくチェーンでエリアが仕切られていて、近づくことができません。

「カラフルでカワイイー!」という感情は生まれそうですが、感動するようなイルミネーションではないかな…イルミネーションにロマンチックな雰囲気を求めるカップルには向いてないかもです。

ジッツォのトラベラー三脚は伊達じゃない

としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真

この日、としまえんに来たのは、妻と娘が出かけていてヒマだったのと、先日購入したジッツォのトラベラー三脚を使いたいという思いがありました。持って行った機材はD810とAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの重量級コンビ。

約1キロと重たいレンズのため、雲台をセットしたあとにどうしても数mm下に傾きますが、あらかじめ傾くことを想定して構図を作れば大きな問題はありません。何よりも足場の安定感がすばらしいです。

今シーズンはいくつか都内のイルミネーションを見にいこうと思っているので、持ち運びもしやすいジッツォのトラベラー三脚をばしばし使い倒そうと思います。

家族で楽しむイルミネーションにおすすめ

としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真

イルミネーションを楽しむには少々時期が早かったように思いますが、おかげで寒さに凍えることなく撮影を楽しむことができました。真冬の屋外撮影は苦行ですからね…

そこまで人も多くないので、小さい子どものイルミネーションデビューには最適かもしれません。としまえんの隣には「庭の湯」というスーパー銭湯もあるので、寒さに凍えた日には温泉で暖まってから帰るのがおすすめです。

としまえんのイルミネーション開催期間

2016年10月29日~12月18日の土日祝
12月23日~31日、2017年1月2日~9日は毎日
2017年1月14日~2月28日の土日祝

いずれも日没~19:30まで

クリスマスシーズンと冬休み期間以外、平日はイルミネーションが開催されていません。としまえんのイルミネーションを見に行かれる方は、開催期間についてお気を付けください。

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