キヤノンのPowerShot G7Xを購入しました。ニコンを愛してきた私でございますが、今日からはコンデジながらキヤノンユーザーを名乗れるのです。
今回、楽天のカメラのキタムラでポチりまして。1年間せっせとため込んだ楽天ポイント3万円分をフルに使ってお会計は31,236円。先日、池袋のカメラのキタムラでレンズを3万円で買い取ってもらえていたので、実質的な出費はほぼゼロなのです。ぐふふ。
いつでも常に持ち歩けるカメラが欲しかった
これまでニコンD610をメインに、サブカメラとしてパナソニックのマイクロフォーサーズGX1を愛用してきました。マイクロフォーサーズはフルサイズと比べれば断然コンパクトで扱いやすいのですが、毎日持ち歩くにはちょっと大きいのです。
ボディとレンズを別にしておけば仕事カバンに入れて持ち運ぶことはできるけど、撮りたい!と思った時にさっと撮れない。仕事カバンから取り出してガチャガチャとレンズ装着するのもダサくてスマートじゃない。
スマホのカメラより断然きれいで、マイクロフォーサーズよりもコンパクト。常に仕事カバンに入れておけて、どこへ行くにも気軽に持ち歩けるカメラ。そんなカメラがずーっと欲しかったのです。
GRを買うつもりだったのだけど
つい先日までリコーの黒いやつ、GRを買うつもりでいました。池袋のキタムラでレンズを売った足でビックカメラのカメラ館に向かい、その場でGRを買ってしまいそうになっていた私。
もう少しだけ値段が落ちてから買おうと決意していたのですが、「GRは癖があるので、いつでも持ち歩く為のカメラとしてお考えならちょっとおすすめは出来ない」とTwitterでアドバイスをいただいちゃいまして。
プライベートだけではなく仕事の記録写真の撮影でも使いたいと考えていた私。そうなると私以外の人間にカメラを託す場面もあるのです。クセのあるカメラよりはセンサーサイズが小さくとも使いやすいカメラの方がいいよな・・・と揺らぎまくる私の決意。
キヤノンという選択肢は考えてなかった
ハイクラスコンデジの代名詞的存在になりつつあるソニーのRX100も確かによさげでした。先日αアンバサダーとしてα7を1か月お借りしたこともあって、ソニーのカメラに対する信頼感は抜群だったのです。
ニコンユーザーとしてのしょうもない意地もあったのか、キヤノンは鼻っから選択肢に入れてなかったんです。だけどG7Xをおススメされて、価格.comやら何やらを見てみるとRX100よりも私の用途にピッタリなことが判明。
G7Xをおススメされた3時間後にはポチることを決めてました。翌朝、実機を触りにいくこともなく、会社で始業前にポチってました。ぱるのすけさん、あなたは罪深い方です。
クリエイティブフィルターモードで遊ぶ
娘のお気に入りのリトルグリーンメンをモデルに、G7Xに搭載されているクリエイティブフィルターというモードを試してみました。
モノクロやトイカメラ、魚眼レンズ風に撮れる
クリエイティブフィルターのモノクロで撮ってみました。セピアっぽくしたり、色味は多少変えられるようですが、細かい設定は追いこめないので、本気のモノクロ写真に仕上げたいならRAWで撮ってチマチマ現像するしかなさそう。
アスペクト比も3:2だけではなくて、4:3や16:9、1:1なども選べるみたい。今回はなんとなく16:9で撮影してみました。インスタグラムを積極的に活用されている方であれば、1:1で撮ってスマホに転送すればいい感じに楽しめそうです。
魚眼レンズ風の加工は新鮮です。使える場面は限られそうですが、広大な風景をよりダイナミックに撮りたいときとかに活用できそう。これからの季節、きれいな夕焼けを見られるチャンスが多くなると思うので、魚眼風のフィルターで撮ってみたいですな。
こちらはトイカメラ風のクリエイティブフィルター。こちらも使える場面は限られそうですが、ここぞという場面で使ってみたい。
RAWで撮っておけば後からいくらでも加工できるじゃん、と思ったりもしましたが、RAWで撮って現像で追い込むって人は少数派。手軽に雰囲気ある写真が撮れて、そのままスマホに転送したり、SNSにアップできたり、プリントできたほうが需要は大きいですよね。
露出など細かく設定はできない
クリエイティブフィルターは楽しい機能ですが、このモードを使用中は絞りやシャッタースピードが変えられなくて、オートモードになってしまうのが少々残念なポイント。スポット測光で撮りたいのに、設定が変えられなかったり。
フィルターモードを活用しつつ、露出をマニュアルで設定できればもっと撮影が楽しくなると思うんですが。単に私が操作方法を理解していないだけで、やろうと思えばできるのかしら。
ハイクラスコンデジ、1型センサーを堪能
キヤノンのカメラは初めてなので操作系がさっぱりわかりません。
Avが絞り優先でTvがシャッター優先モードのことなのかしら。Cモードって何なのよ。説明書は読まない主義なので、いろいろいじりながらG7Xを理解していこうと思います。
想像よりずっしり重くて、見た目も高級感があっていい感じです。バッテリーがあまり持たないようですが、しばらくは予備バッテリーなしでいいかな。今度の3連休にいろいろ試し撮りをしてみようと思います。
フルサイズ、マイクロフォーサーズ、1インチセンサー。それぞれの特徴をうまく扱えるようになっていきたいものです。カメラを毎日持ち歩けるって、わたしゃすごくうれしいですよ!
追記:G7Xはロケハンで大活躍する説
勢いで購入した1型センサーのコンパクトデジタルカメラPowerShot G7X。
先日、ポートレート撮影で中野に行ったときもカメラバッグに忍ばせていたのですが、サブカメラとしてなかなかいい仕事をしてくれました。
主にロケハンで使用したのですが、35ミリ換算で24ミリから100ミリまでカバーしているので、この場所から35ミリで撮ればこうなる、50ミリで撮ればこう撮れる、と撮影本番をより具体的にイメージできちゃうのです。
24ミリや35ミリ、50ミリ、85ミリ、それぞれの画角が完全に体にしみこんでいれば、わざわざ撮影しなくても瞬時に具体的なイメージが浮かんでくるのでしょうけど。わたしゃまだまだそのレベルには到達できておらず。。
ここは撮影に使えそうかな・・・と思ったらとにかく撮っておく。単にロケーションの雰囲気を記録しておくだけならスマホのカメラでも十分ですが、35ミリ換算の画角でいじれるのがすごくありがたい。
ロケハンで気になって撮っておいたけど結局本番で使わなかった、という場所もたくさんありますが、いつかまたこの場所で撮影することになったときに使えたらいいかなと。撮影で使えそうなロケーション候補を蓄積しておけば後々役に立ちそうです。
ポートレートがうまい人って、ライティングの技術がすごかったりモデルさんとのコミュニケーションも上手だったりするんでしょうけど、ロケーションの引き出しもたくさんあるんだろうな・・・と思ったり。ポートレートって知れば知るほど深い。
解像感もホワイトバランスもいい感じ
ロケハンで一汗かいてしまったのでスタバでカロリー補給。
今回載せた写真はすべてjpgの撮って出し。最大サイズで保存していたのでブログ掲載用にリサイズはしましたが。
解像感も悪くないですし、ホワイトバランスもなかなかいい感じです。
G7Xはサブカメラとして最強なのでは
G7Xが想像以上にいい仕事をしてくれちゃうので、これまでサブカメラとして使用していたマイクロフォーサーズのGX1の存在意義が日に日に薄れていってます。
恐ろしき沼へ滑りこむきっかけとなった思い出深いカメラですが、そろそろお別れの時期かしら。
1型センサーのコンデジはボディのサイズや写真の画質、機能面などのバランスがなかなかに絶妙。サブカメラに何を求めるかは人それぞれでしょうけど、今のところ私にとってG7Xは最強のサブカメラです。
キャノンにいかれましたかー。
一眼はニコン党を貫かれることを信じております(・・;)
かくいう私もサブ機はフジのX20ですが。。
ニコンはコンデジいまいちですよね。
きっくさん
コメントありがとうございます。
メインカメラはニコンを貫きますよ!
ニコンのコンデジは魅力的に感じるものが少ないですね・・・
COOLPIX Aの後継機がそろそろ出てくるのかな・・と思っていたり。
私も昨日ポチりました。
全域2.8と大きい撮像素子は大きな魅力です。娘の買い物に付いて行って、実機を触ったら頭から離れませんでした・・。
☆MIZU☆さん
コメントありがとうございます。G7X購入されたのですね。カメラとしてのバランスがすごく良くて、手放せない一台になりました。