先日、スタジオを借りてポートレートを撮影させていただいたんですが、タムロンの標準ズームSP AF 28-75mm f/2.8 A09とNIKKOR 85mm f/1.8Gが大活躍でした。この2本があればポートレート撮影は十分かもと思えちゃうくらい。
屋外での撮影であれば、望遠ズームも1本あると圧縮効果を活かした撮影もできるんでしょうけど、今回は室内。そもそも望遠ズームは持っておりません。いずれは70-200㎜ f/2.8や300㎜ f/4あたりが欲しいですねぇ。
AFモードはシングルポイントで瞳にピントを合わせる
マニュアルフォーカスだけで瞳にジャスピンできるスキルは持ち合わせておりません。AFをシングルポイントに設定して、都度瞳にピントを合わせてシャッターを切ってました。それでも歩留まりは7割くらい。
少し構図を変えたことでピントがずれてしまうことも多々。f/4~5くらいまで絞れば、ピントのズレはだいぶ防げるようになりましたが、撮りたい画ではなくなってしまう。AFエリアの狭いD610でも常に瞳にピントを合わせられるよう腕を磨かなければです。
調整に出していないけどA09がいい感じになってきた
タムロンA09はf/2.8通しのフルサイズ対応レンズでは最安値クラス。買ったばかりの頃は解放時の周辺減光に左右でムラがあったり、ジャスピンで撮れたと思ってPCで見たらピントがずれていたりで、安かろう悪かろうなレンズだなと思ってました。
タムロンのレンズはメーカー調整に出せばいい感じになるとよく耳にします。A09も調整に出そうと思ってましたが、最近は何だかいい感じに撮れます。仕事の撮影でもA09が大活躍。D610にA09が馴染んできたのかしら。レンズにそんなことあるのかしら。
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDの出番なし
広角レンズでのポートレート撮影にも挑戦してみようと、先日購入したAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDも持って行ってたんですが、イマイチ使う場面がないまま撮影終了。使い慣れてるレンズがあると、どうしてもそっちを使ってしまいますね。
広角で撮ると決めたら、それ以外のレンズは持っていかないくらい、自分で縛りを作らないとうまくなれませんね。今度は14-24㎜だけを持って撮影してみよう。めちゃ難しそうだけど。
今回、レンズをちょこちょこ交換しながら撮影させていただきましたが、TAMRON A09とNIKKOR 85mm f/1.8Gはポートレート撮影時の鉄板コンビになりそうです。
- 単焦点レンズ58mm f/1.4Gでポートレートを撮影することの魅力と魔力
- 85mm単焦点レンズがポートレートに最適と言われる理由
- 35mmの単焦点レンズでポートレートを撮影する楽しさ
- ライトスタンドとソフトボックスを購入!新ライティング機材に心踊る