すけこむブログ

カメラが好きな都内在住31歳男性の写真ブログ。ニコンD810を愛用。娘二人の子育てにも奮闘中。

更新忘れによる免許失効から再取得までにかかった費用と日数

更新忘れによる免許失効から再取得までにかかった費用と日数

失われた運転免許を取り戻してきました。自らの不注意が原因だったとはいえ、支払った代償は大きく、深く反省しております。上京後ろくに車を運転していなかった私。約8年ぶりにたっぷり運転して、忘れていたあの日の感覚を取り戻せた気がします。

せっかく貴重な経験ができましたので、免許を失効した場合の必要手続きや費用について、まとめておこうと思います。この記事を読んでおけば、いつ免許を失効しても安心ですよ。レッツ失効!

更新時期を半年以上忘れていたら仮免許からやり直し

私の場合、社会人になってから運転する機会がほとんどなかったことに加え、引っ越した後に運転免許の住所変更をしておらず、免許更新の通知も届かない状態になっていました。

免許の期限が切れていることに気づいたのは、更新期限から半年以上過ぎた時。気付かずに運転していたら、無免許運転になっていました。危なかった…

更新期限を過ぎたらどうなるか

簡単にまとめると以下のようになります。

  1. 期限切れ半年以内
    講習を受けてお金を払えば免許復活
  2. 期限切れ半年以上1年未満(自動車免許所持の場合に限る)
    仮免許からやり直し
  3. 期限切れ1年以上
    全てゼロからやり直し

更新期限から半年以内に気づいたとしても、ゴールド免許は取り消されて普通の免許に戻ります。私は期限切れ半年以上1年未満、中型自動車の免許を持っていたため、仮免許から再スタートになりました。

ちなみに二輪免許も持っていたのですが、こちらは完全に消えました。またバイクに乗りたくなったら、再度教習所に通うか一発試験を受けに行くかです。

期限切れに1年以上気付かなかった場合、完全に終了です。本当にお疲れさまでした。

また、ケガや病気で長期入院していたり、海外に行っていて更新したくてもできなかったなど、やむをえない事情があった場合も、講習を受けてお金を払えば免許を取り戻せます。

手続きの方法

東京都在住の方に限りますが、いずれかの運転免許試験場に行って手続きをする必要があります。

  1. 府中運転免許試験場
  2. 鮫洲運転免許試験場
  3. 江東運転免許試験場

私は自宅からバスを乗り継いで1時間、府中運転免許試験場に行きました。

いずれの試験場も平日しかやってません。ネットでは朝8時半からと書かれていますが、府中運転免許試験場は8時には人がわんさかいましたし、受付も開始していました。

申請書類をもらって写真を貼り付け、必要事項を記入したら窓口へ。人が多くて5分くらい並びました。

土日祝日、年末年始は一切対応してくれないという、無慈悲を貫くスタイル。

必要書類と手数料

手続きの際に必要となる書類は以下の通りです。

  1. 失効した運転免許証
    ご丁寧に穴を開けてくださいます
  2. 申請用写真2枚(縦3cm×横2.4cm)
    試験場にもスピード写真機が複数ありますし、ハサミも置いてます
    私は駅にあった800円のスピード写真を利用しました
  3. 本籍地記載の住民票(コピー不可)
    マイナンバーが記載されていないもの、記載されている場合マジックで消せばOK

手数料として2,650円取られます。以後、ちょこちょこと手数料が取られます。仮免許を渡されて、口頭で色々と説明を受ければこの日はおさらば。

仮免許での路上練習と学科試験対策

免許再取得への選択肢は以下2つしかありません。

  1. 運転免許試験場で学科試験と技能の一発試験を受ける
  2. 教習所に通って技能試験はパス、運転免許試験場で学科試験を受ける

仮免取得の状態から教習所に通うことも考えました。最寄りの教習所に問い合わせたところ、費用が約18万円かかると。技能試験がパスになるとはいえ、さすがに高すぎ…何よりも何度も教習所に通う時間がもったいない。タイムイズマニー。

一発試験はなかなか合格できないと評判ですが、1回で合格できれば費用は2万円くらい。

私の場合、8年ほど運転していなかったため、最寄りの教習所でペーパードライバー講習を受けてから一発試験を受けに行くことにしました。

ペーパードライバー講習の費用は54,000円。高いけど…何度も一発試験を受けに行くよりはマシなはず。

学科試験対策はAmazonで問題集をポチりました。

5日以上、計10時間以上の路上練習が必要

仮免許練習中

仮免許交付後、すぐに一発試験を受けに行くことはできません。学科試験を受ける3ヶ月以内に5日以上、かつ10時間以上の路上練習をしないといけないのです。

私は教習所のペーパードライバー講習で、路上練習をさせてもらいましたが、車を持っていない人や、身近に免許を持っている人がいない場合、なかなかハードル高いですよね。

自分の車で路上練習する場合、「仮免許練習中」と書いた紙を車の前後の見えやすい位置に貼らないといけません。また、助手席に普通免許取得後3年以上経っている人、もしくは2種免許を持っている人に同席してもらわないといけません。

試験場に提出する用紙には、練習した日時や練習内容、練習に使用した車のナンバーに加え、同乗した人の免許証番号(1種か2種かも)なども記載しないといけません。ナンバーや免許証番号はすぐに調べられるため、下手にごまかせません。

ちなみに虚偽の申請をして免許を取得した場合、1年以下の懲役or30万円の罰金を受ける可能性があるそうです。とっても素敵ですね。

路上練習が済んだら学科試験の受験へ

路上練習が終わったら、学科試験を受けに行きます。ここで受験料2,200円が取られます。適性検査として視力検査も受けますが、視力がいくらかは教えてくれません。

窓口で手続きをする際に、路上練習で同乗してもらった人との関係性とか、かなり細かく突っ込まれます。割とヒヤヒヤします。脇汗かきます。特に問題なければ、学科試験会場へ案内されます。

学科試験は50分間で95問中、90点以上が合格。最後の5問は危険予測問題で1問2点。つまり100点満点中90点以上とれれば合格、ということです。

マークシート式で、鉛筆と消しゴムは試験場で貸してくれます。むしろそれ以外使うなと言われます。当然のことながら試験中は携帯電話の使用も一切禁止。妨害電波を出して使えなくするそうで、電源を切ってないと急激に電池が減るんだとか。

私が受けた日は、半分近くの人が不合格になっていました。試験を受けた部屋で一斉に合否が発表され、不合格者は先に退室するという晒しあげスタイル。

学科試験が合格したら技能試験の予約

合格者は部屋に残されて、技能試験の予約方法について説明を受けます。技能試験は試験場内にある専用端末で予約するというハイテクっぷり。3台中1台壊れてましたけど。

学科試験を受けた翌日の午前中が空いていたので早速予約。技能試験についても、もちろん平日しか対応してくれません。そしてここでも手数料900円。車両代だそうです。

24時間年中無休でお仕事をされている警察の皆様方なのに、どうして運転免許試験場だけは頑なに土日対応を拒むのでしょうか。一体過去に何があったというのでしょう。

一発試験(技能試験)

技能試験受験の手引書

いよいよ一発試験。私が受けた日は待合室に20人くらいの方がいました。淡々と技能試験の流れについての説明が進んで、4人で1台の試験車両に乗り込みます。私は4番目に運転しましたが、順番は決められません。全部試験官に決められます。

府中運転免許試験場の試験車両はプリウス。後部座席に座っている間、携帯電話は使用禁止。というか荷物は全てトランクに入れることになります。後部座席に見知らぬ大人3人が肩を寄せ合って黙って座っているという、なんともシュールな空間。

技能試験で気をつけたいポイント

ペーパードライバー講習の教官に、一発試験のコツを教わっていました。

  1. 確認の徹底
    ルームミラー、サイドミラー、死角を目視の3段階確認
    目線だけの確認では減点対象になる可能性が高い
    首を動かして丁寧に確認すること
  2. 右左折の寄せ
    右折時は中央線から50センチ以内
    左折時は路側帯から1メートル以内に寄せないと減点対象
  3. ウィンカーを出すタイミング
    進路変更時は進路を変える3秒前
    右左折時は30メートル手前から
    電柱はおおよそ30メートル間隔で立っているからそれを目安に
  4. ハンドルは常に持っておく
    とっさの時に反応できるようにハンドルから手は離さない
  5. 速度にメリハリを
    制限速度が40kmなら40km、50kmなら50kmまで出す
    徐行すべき時は10km以下まで速度を落とす
  6. ブレーキは3回に分けて踏む
    後続車に減速、停止を知らせるためにも複数に分けてブレーキを踏む
    一度のブレーキで一気に減速しない
  7. ブレーキの構え
    少しでも危険を感じる場面ではすぐにブレーキを踏めるように構えておく

運転に慣れている人ほど、自己流の運転をしてしまって技能試験で落とされることが多いそうです。

路上試験が問題なければ試験場内で縦列駐車or方向転換

路上での技能試験終了後、問題なければ試験場内で縦列駐車か方向転換をやります。私は方向転換でした。これもどちらをやるかは選べません。試験官に指示されるがままに運転するしかありません。

3回以上の切り返し、縁石を乗り越える、などは不合格になるそうです。時間制限はないので、後方を確認しながら、ゆっくり確実にやれば何とかなるかと。

合否発表

試験場内での試験終了後、待合室に戻ってきて結果発表です。私が乗っていた車両は、私含め4人中3人が合格でした。後日、教習所の教官に話をしたところ、3人も合格するのはかなり珍しいみたいです。試験官によって対応がかなり変わるみたいですね。

残念ながら不合格となってしまった場合、試験官から簡単にアドバイスを受けて解散。次の試験を再度予約します。そして車両代900円が再度必要になります。

技能試験に合格したら取得時講習

取得時講習の教本

技能試験に合格したら次は取得時講習です。これは運転免許試験場で受けるのではなく、都内の教習所で受講します。約8時間分の教習のため、2日に分けて受講することになります。

試験場の窓口で取得時講習の手数料13,700円を支払います。一緒に試験を受けて合格した人は手持ちのお金がなかったようで、ATMを求めて近くのコンビニまで走っていかれました。

どこの教習所でもOKと言われましたが、ペーパードライバー講習を受けた教習所で取得時講習も予約。

取得時講習でやること

取得時講習でやることは以下の通りです。順番は前後する可能性があります。

  1. 高速教習のための学科(1時間)
    学科試験の勉強で学んだ話を丁寧に聞かされます
    若い学生たちと一緒に話を聞きます
    耐えます
  2. 応急救護の学科(3時間)
    最初の1時間はビデオと教本が中心
    次の1時間は人形相手に心臓マッサージ練習
    最後の1時間は人形相手にAEDの使い方練習
    若い学生たちに囲まれている中で必死に心臓マッサージの練習をします
    耐えます
  3. セット教習(2時間)
    最初の1時間は路上練習
    若い学生と一緒に車に乗ります
    次の1時間はディスカション
    お互いの運転についてどこがよかったか、どこが悪かったかを言い合います
    おっさんの運転に対してここが悪い、とか言いづらいですよね、ごめんなさいね
    恐縮します
  4. 高速教習(約2時間)
    高速教習だけは通常の教習生と一緒に実施できないそうで教官と二人きり
    教習所を出発するところから延々と運転
    高速道路ではとにかくぶっ飛ばす
    帰り道では話すこともなくなって無言の空間
    耐えます

約8時間に及ぶ精神の筋トレを耐え抜いて、取得時講習が終了。受講の証明書をもらって、再度運転試験場へ行くことになります。

ちなみに医師免許や看護師免許などを持っている人は取得時講習の応急救護はパスできるそうです。

また、教習所で取得時講習の費用を払うことはありません。路上での運転もあるので仮免許証と、最終日には書類の受け取りサインとして印鑑を持って行く必要があります。

そして免許交付へ

更新忘れによる免許失効から再取得までにかかった費用と日数

府中運転免許試験場へ4度目の訪問。取得時講習を受講した証明書と仮免許証を窓口に提出し、最後の手数料2,050円を支払います。

免許に記載する名前や本籍地、住所の確認をして写真室へ。仮免許に貼ってある写真を使うものと思っていましたが、改めて写真を撮られました。せっかくならふざけたTシャツ着てくればよかった。

写真撮影後、約1時間経ったら免許を取りに来いと。府中運転免許試験場は地下1階が食堂兼カフェになっていて、酸味とエグ味の効いたホットコーヒー(230円)をすすりながら時間を潰しました。

写真室のおじいちゃんが「少し早めに言ってもいいよ」と言ってたので指定された時間の10分前に取りに行ったら、もう出来上がっていました。

これにて免許再取得。失われた免許は、今、私の手元に返ってきました。

免許失効から再取得までかかった費用と日数

かかった費用は以下の通りです。

内容費用
免許失効手続き
(仮免許発行)
2,650円
学科試験受験料 2,200円
試験車両代 900円
免許交付料 2,050円
取得時講習 13,700円
スピード写真 800円
ペーパードライバー講習 54,000円
学科試験問題集 1,058円
合計 77,358円

ここに府中運転免許試験場までの交通費も含まれてきます。総額としては8万円いかないくらいでしょうか。

ペーパードライバー講習の費用がなければ、約24,000円とそこまで高額にはなりません。運転に自信のある方は、5日以上の路上練習さえクリアできれば、すぐに一発試験を受けに行ったほうがいいです。

学科試験や技能試験で不合格になると、受験の度に受験料・車両代が発生します。

また、免許再取得まで最低限必要となる日数は以下の通りです。

内容日数
失効手続き 1日
学科試験 1日
技能試験 1日
免許交付手続き 1日
取得時講習 2日
路上練習 5日
合計 11日

路上練習は仕事が休みの日にできるとしても、手続きや試験は平日のみ。平日が仕事の方は、なかなかすぐに手続きに行くことは難しいかと。取得時講習は教習所次第ですが、土日でも受験可能です。

平日に行くのが難しいとはいえ、仮免許の有効期限は6か月のため、あまりのんびりしていると、仮免許も取り直しが必要になります。

学科試験の勉強時間は上記に含めていません。トイレ中なりお風呂中なり工夫してください。

私の場合、出費以上に時間を拘束されることがたまらなく嫌でした。特に取得時講習は辛かった…応急救護は大切ですけど、本読めば理解できることをダラダラ説明されたり、時間が余るからという理由で何度も心臓マッサージをさせられたり…

免許失効は全部自分が悪いので受け入れるしかないのですが。

免許の更新忘れずに

以上が免許失効から再取得までの全てです。東京都以外の地域については知りませんが、おおよその流れは一緒なんじゃないでしょうか。

長いこと運転していませんでしたし、正直なところ標識を見てもどれが何なのか忘れていたことも多かったので、改めて勉強できたことは良かったのかもしれません。というか無理矢理にでもポジティブに考えないと、自分を保てません。

約8万円と、11日間を自由に使えたと考えると...ぐぬぬ...自己責任...

せっかく取り戻した運転感覚。たまにはレンタカーを借りるなどしてドライブにでも行ってきましょうかね。もう二度と免許失効なんて経験したくありませんよ。そうだ、初心者マークのシール買わなくちゃ...

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