更新忘れによる運転免許の失効から早2ヶ月。先日、府中にある運転免許試験場で技能試験を受けてきまして、一発で合格することができました。免許の再取得まであと少しです。
教習所で運転の練習をしていたとき、教官の方に「府中試験場での一発試験は、2〜3回受けないと合格しないよ」と何度も言われていたので、正直かなりびびっておりました。1回で受かったじゃないか、このやろー。
学科試験も無事に突破
技能試験の前日には学科試験も受けていました。Amazonで買った問題集を一通りやったものの、模擬テストは合格点に届かず。合格できるかヒヤヒヤしておりましたが、モニターに自分の受験番号が表示されて一安心。
同じ会場で受験していた人は40人くらいいたように思いますが、半分くらいの方が不合格だったみたいです。結構落ちるんですね……
学科試験が始まる前、「会場内に妨害電波を発して携帯電話を使えなくするので必ず電源をきるように」と説明があったんですけど、なにそれ運転免許の試験ってそんなにハイテクなの。
いざ技能試験へ
学科試験合格後、日を改めて技能試験の受験を予約するのですが、翌日の午前中が空いていたので早速予約。
技能試験の集合時間は朝8時半。8時には到着するようにバスに乗ったのですが、雨の影響で道が渋滞。遅刻したらやばい……と焦る。試験場に到着したのは8時25分、気付いたら中指の爪がばっくりと割れていてさらに焦る。売店に絆創膏があってよかった…
ダッシュでトイレも済ませて技能試験の待合室へ。受験者は私含め20人くらい。一通り説明を受けて、いざ試験開始です。
ダメダメの路上試験
技能試験は4人まとめて実施。私は4番目でした。他の人が運転している間、後部座席に座っているのですが、携帯電話は触ったらダメ。触った瞬間、不正行為と判断されて試験中止になると。話すのもダメ、眠ってもダメ、飲食もダメ。なにこの罰ゲーム。
ようやく私の順番になりまして、いざ出発しようと思ったら、サイドブレーキがわからない。技能試験の車はプリウスだったんですけど、最近の車のサイドブレーキって足元にあるんですよね。どこにあるのかわからず、出発でもたつく。あぁ…終わった…
その後、なんとか出発はできまして、試験官の指示に従ってグリグリと運転。路駐の車が多い道をわざと選んでるんでしょうけど、運転しづらいのなんの。しかも途中、標識を見落としていたようで「スピード落としてください」と言われる始末。あぁ…終わった…
路上試験後、試験場内へ
来週あたりにまた受験しに来よう……と考えていたら、大きな交差点の右折でまたしてももたつく。でかい車が止まっていて前方が見えないのに、後続車からクラクション鳴らされるし。赤信号になってしまったので、半ば無理やり進行。あぁ…完全に終わった…
「車を止めてください」と言われ、試験官の方と運転を交代。私の前に運転していた3人も、お世辞にも運転が上手いとは言えない皆さん達で、白いボディのプリウスがダークなオーラで満ちていました。
路上での技能試験が合格だった場合、試験場内で方向転換または縦列駐車の試験があると説明されていました。場内試験を受けることなく帰るんだろうなと思っていたら、そのまま4人とも試験場内のテストへ。4人とも、むむむ…?って顔になってましたね。
方向転換は苦手でなくてよ
縦列駐車はあまり自信がなかったのですが、幸いなことに指示されたのは方向転換。私、バックは苦手でなくってよ。不慣れなプリウスに戸惑いながらではありましたが、縁石に乗り上げることもなく無事に完了。待合室に戻って結果発表を待つことに。
技能試験は減点方式で採点がされているそうで、100点満点中、70点を下回ってしまうと不合格なんだとか。自己採点では完全にアウト。試験を受けた順に結果も発表。
まさかの一発合格
最初に受けた人、不合格。方向転換で縁石に乗り上げて、そのまま無理やり進行しちゃったみたい。2番目の人、合格。3番目の人、合格。そして私、「ギリギリですよ」と前置きされましたが、合格。キタコレ。
4人中3人が合格なんて、一発試験でそんなことあるんですね。自己採点では100%不合格だったんですけど。むしろこれで合格させちゃっていいの?と思うくらい。待合室を出るまで、これドッキリじゃないよな…と警戒していました。
そして取得時講習へ
これで免許交付、とはいかなくて取得時講習というものを受けないといけないみたいです。都内の教習所ならどこでもいい、と言われたので練習をさせてもらった教習所で取得時講習を予約。
2日に分けて応急手当の学科と、高速教習をやるらしい。学生の頃、教習所に通った時にもやった気がします。取得時講習を受講した証明書を持って、再度、府中運転免許試験場に行けば、ようやく免許を受け取れるみたい。
(自分の不注意で)失った免許を取り戻す旅も、後少しです。早く終わらせたい…