梅の季節がやってまいりました。各地で梅祭りも開催されているようで、誰が何と言おうと春がそこまでやってきていることは否めません。花粉に悩まされる方々にとっては辛い季節の到来と存じますが、花粉症と無縁の私には最高の季節でございます。ヒャッハー!!
日が昇る時間も少しずつ早くなってきて、とはいっても朝5時はまだ真っ暗闇。心地よい電車の揺れを感じながら、眺めるは徐々に焼けていく朝の空。眠気と必死に戦いながら、いざ行こうぞ亀戸へ。
咲き誇るは梅の花
かつてララァ・スンは言った。美しいものが嫌いな人がいるのかしら?と。そりゃそうだとアムロ・レイは答えた。たしかにそりゃそうだ。美しいもの、私も大好きです。写真を撮るようになって、春の花を心から美しいと思えるようになりました。
花を美しく感じるのは、冬が色の少ない季節だからだと思う。冬の公園は茶色と緑ばかりで味気ない。ピンクに赤、黄色を冬の間はなかなか見ることができないから、目が色に飢えてるんだわ。どんな目薬よりも春の花は目を癒してくれる。
一言に梅といっても種類が山ほどあるみたいで。花の色はわかりやすいけど、枝が鮮やかな緑色のものもあれば、しだれて咲く梅もあるみたい。時間をかけて品種改良してきたのでしょう。ひとつの品種を固定するのに、いったいどれだけの時間がかかるのでしょうか。
開花のピークは来週あたりか
満開に近い梅もチラホラありましたが、全体的には6~7分咲きといった印象。来週末あたりが梅のピークじゃないかしら。このところ寒い日が続いていたので開花が少し遅れているのでしょうか。それとも例年これくらいのペースで開花してるのかな。
梅の花も好きですが、期待せずにはいられないの桜の開花。ゾウさんが好きです、でもキリンさんはもーっと好きです、というCMを今の大学生は知らないんだろうなと思うと年を重ねることの罪深さを感じますが、つまりはそれくらい桜が好きでして。
淡いピンクの梅を桜かな?と思ってしまいがちですが、この時期に見られるのはほとんどが梅。河津桜はピークを迎えてるようですけども。去年は桜の写真をほとんど撮れなかったので今年こそは。
NDフィルターとストロボ
今回もレンズはAF-S NIKKOR 58mm f/1.4G、いくつかのカットではNDフィルターを装着してオンカメラでスピードライトも発光です。今までスピードライトはTTLの自動調光に頼ってましたが、オンカメラでもマニュアル設定に挑戦。
発光量の調整に時間がかかってしまったのは反省の限りですが、少しずつ肌間隔でスピードライトを扱えるようになってきた気がします。オンカメラと言えどなるべく柔らかく光をあてたかったので、ハクバのクリップオンストロボディフューザーも装着です。
今回は機動力優先でライトスタンドとソフトボックスはお留守番。
撮影させていただいたのはお久しぶりのななさん。前回の撮影はあいにくの天気だったけど、今回は天気にも恵まれてよかったです。撮影の機会を複数回いただけるのは本当にありがたい限りなので、前回よりもいい写真を撮れるよう全力投球です。
撮影話もいろいろ聞かせていただいて、また色々と新たなイメージが浮かんできました。少しずつ形にしていきたいものです。ななさん、今回も朝早くから撮影させていただきありがとうございました!
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