東京駅から歩いて徒歩数分、丸の内のイルミネーションが今年も開催されています。
ここのイルミネーションの写真を撮りに来るのも3年目。シャンパンゴールドのLEDはキレイですが、さすがに毎年同じようなイルミネーションが続いているので、正直飽きてきた感じはあります…
ISO感度をしっかり上げて手持ち撮影
この日は仕事で大阪に行ってまして。仕事の記録写真用にD610を持って行ってたので、梅田近辺で紅葉を撮れたらと思っていたのですが、仕事がちょっと長引いてしまい、天候もどんよりしていたため断念。
ふてくされながら新幹線で東京に帰ってきまして。大阪で写真が撮れなかったうっぷんを、丸の内のイルミネーションで晴らしに来たというわけです。
三脚は持って行ってなかったため、いずれも手持ちでの撮影です。なるべくISO感度を上げずに撮りたい派の私ですが、このときはISO感度を1000まで上げています。
撮影時の焦点距離によって多少は変動すると思いますが、シャッタースピードは1/40あたりが自分の限界みたいです。これ以上シャッタースピードを低速にすると手ブレ写真がたくさん…
隠れミッキーはもう辞めたのかしら
1年前か2年前に丸の内のイルミネーションを見にきたときは、ところどころに隠れミッキーがいたのですが、今年はやってないみたいですね。隠れミッキーといっても、みんなこぞって写メを撮っているので、すぐに見つけられるんですけども。
土曜日の夜だったので、歩くのが困難なくらい人がたくさんいるものと思っていましたが、意外と人が少なかったです。天気が悪かったわけでもないのですが、イルミネーションシーズンにはまだ少し早かったでしょうか。
クロスフィルターで撮影した例
こちらは2015年の冬にクロスフィルターを使って撮影した写真。
好みが分かれるポイントだと思いますが、最近はあまりキラキラさせないほうがイルミネーションっぽくていいなあ・・・と思ってきている私です。
オートホワイトバランスはNG
丸の内のイルミネーションは何度か撮影しています。去年と全く同じイルミネーションに感じたのは私の気のせいでしょうか。
だけども去年と大きく違うのが一つ。私の撮影の経験値がじんわりと上がったこと。
はじめて撮影したときの写真がこちら。ダメダメすぎて恥ずかしいレベルですが仕方ありません。
こちらも同じくはじめての撮影で大失敗した例。
イルミネーションの撮影で最も注意すべきはホワイトバランスでした。
もちろん構図も露出も大事なんですけど。オートホワイトバランスで撮ってしまうと去年大失敗したような写真になってしまう。あたりが暗く光源は白いクソつまらない写真。
RAWで撮影すれば後で調整可能なので問題なしですが、コンデジなどで撮影するならホワイトバランスは晴天に設定しておいた方が良さそう。
個人的には4600~4800Kくらいがちょうど良さげに感じます。
金色っぽい色味にホワイトバランスを調整したらシャドウを少々上げて明瞭度をほんのり下げる。超個人的な見解ではありますが、より雰囲気を出せると思っています。
それと好みはこのときはクロスフィルターも活用。冬の時期しかクロスフィルターは活躍の場がないのでなるべく使うようにしているのです。
望遠レンズがあると活躍しそう
そこそこ長い並木道にイルミネーションが続いているので望遠レンズがあると圧縮効果を活かして面白い写真を撮れそうです。
数あるイルミネーションエリアと違って車がガンガン通っていくのでそれも考慮して撮影するのが良さそうです。
時間帯によるのでしょうけど常に車が通ってるイメージ。今回は手持ちで撮影しましたが、東京駅から徒歩数分とアクセス抜群で人通りは多いものの、そこそこスペースがあるので三脚を置いてじっくり撮影することもできそう。
丸の内でイルミネーションを撮るならホワイトバランスをいじって金色っぽい雰囲気を出すのが一つの正解っぽい。2年目の挑戦でようやく気付くことができました。
丸の内イルミネーションは2月頭まで開催
個人的にはもう少し秋を味わっていたい気分ですが、世間は一気にクリスマスシーズンへ。年末年始にかけて出費がかさむシーズンになりますなぁ。
丸の内イルミネーションは2月上旬まで開催されるそうなので、写真を撮りに来られるならクリスマスシーズンが終わってからのほうが人も少なくて落ち着いて撮れるかもです。
今年は代々木公園でもイルミネーションが開催されているらしいですし、この冬は都内の主要なイルミネーションをいくつか撮りに行ってみようと思います。
- としまえんのイルミネーション「ウィンターファンタジア」の写真を撮ってきた
- クロスフィルターを使ってイルミネーションをキラッキラに撮影
- 大阪の御堂筋イルミネーションで写真を撮影してきた
- 西武園ゆうえんちのイルミネーションを三脚持参で撮影してきた