αアンバサダーとしてソニーのSonnar T* FE 55mm F1.8を1か月間お借りしています。ツァイスレンズ初体験で期待も高まります。ツァイスの単焦点レンズってマニュアルフォーカスのイメージが強いんですが、こちらのレンズはAFが使えるみたい。
早速自宅で娘を撮りまくり。α7の機動力の高さも相まってレンズの魅力をたっぷりと味わっております。ツァイスの描写に心底うっとり。こいつは・・・危険なレンズですわ。
高コントラストな描写にうっとりですわ
先日のαアンバサダーのキックオフミーティングでレンズ開発担当の方がお話しされていたんですが、ソニーが販売しているツァイス銘のレンズは高コントラストな描写に特に力を入れているんだそうで。娘を撮りまくってみて、たしかに納得です。
くっきりはっきりと。私が所持しているいくつかのニッコールレンズとは明確に味付が違うことに気づかされます。私にとっての標準ズームであるタムロンA09とも味付けの方向性がまったくの逆報告。レンズの個性を味わうってこういうことなのね。
最短撮影距離が約50センチということで、寄れないという弱点はありますが、子どもを撮影するには程よい距離感。あんまり近寄りすぎると前玉をヨダレまみれの手で触られたり、レンズフードに頭突きされそうになっちゃうので。
ボケ味もきれいでたまりませんわ
このレンズ、価格.comの最安値は約8万円。50ミリ前後の単焦点レンズとしては決して安くない金額。この性能のレンズが8万円前後で買えるのは安い!なんてレビューも書かれていて、確かに買っといて損はなさそう。安くないけど・・・
前ボケ、後ボケもまろやかでいい感じ。二線ボケも今のところ無さそう。寄れないので飯テロテーブルフォトでは使いづらいけど、概ねオールマイティーに使えるレンズじゃないかしら。ポートレート撮影でもバリバリ活躍しそうだなぁ。
欲を言えば、もう少しコンパクトになると最高ですね。描写力を高めている以上、仕方のないことなのかもしれませんが、普段ニッコールレンズをメインに使っているせいか、絞り開放がf/1.8でこれはでかいなぁ・・・と感じてしまいます。
まだ室内撮影しか試せていないので、お借りしている1か月の間にもっと色々な場面で使い倒してみようと思います。これは、いいレンズだ。
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