80×80cmのソフトボックス1灯でポートレートを撮影してきました。カメラバッグにクリップオンストロボは2台入っていましたが、一度基本に立ち返ろうと思い、1灯のみで撮影です。
この日も職場近くの会議室を簡易的なスタジオとして使用。具のないラーメンのように味気ない部屋ですが、だからこそライティングや撮影方法、レタッチの技術が問われる、と自分に言い聞かせて必死にもがいてみました。
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gのf/2.0
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gを購入して以来、ポートレートの撮影ではこのレンズばかり使っている私。特にf/2.0で撮影したときの、ピントが合った部分とボケていく部分のバランスが個人的にお気に入りでして。
今回の撮影ではf/2.8まで絞ってみたり、f/1.8〜f/1.4まで開いてみたりしたのですが、やっぱりf/2.0の描写が絶妙。絞りをちょこっと変えただけで、描写がガラリと変わるところが、このレンズ最大の魅力であり、一部の人に嫌われる理由でもあります。
肌の質感を残しつつレタッチ
今回、撮影させていただいたのは社会人のはるさん。お仕事の関係で、毎朝かなり早い時間に起きているそう。私も朝は苦手じゃないタイプですが、早起きが得意な方って、それだけで信頼度が増すように思います。私だけでしょうか。
レタッチはなるべく肌の質感が残るように、それでいて肌の透明感や立体感を出せるようにと意識はしているのですが、なかなかこれが難しい。試行錯誤を重ねながら、経験を沢山積んで、自分なりのやり方を見つけていくしかなさそう。
室内撮影で夜の街灯を背景に
この日の撮影でぜひやりたいと考えていた、窓の外の街灯を背景に取り入れること。室内で撮影しているのに、屋外っぽい雰囲気を出してみたいと思いまして。加えて窓のブラインドを残したまま撮ることで、不思議な空間を演出できたらいいな…と。
もう少し丸ボケを背景に入れたかったのですが、窓枠やソフトボックスの映り込みを考えると、これが限界でした。できる場所が限られますが、夜の街灯を背景に使った撮影は、機会があればまた挑戦してみようと思います。
はるさん、ありがとうございました。
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