ソフトボックスとアンブレラ、ストロボ2灯体制でポートレートを撮影しました。今回はスタジオではなく都内某所の会議室を借りて、簡易的なスタジオとして使用。
ストロボを使って陰影を思い通りにコントロールできるようになるためにも、仕上げはモノクロで。
メインライトはソフトボックス
メインとなるキーライトはソフトボックス。
「ソフトボックスを斜めにして使うと、キャッチライトをひし形状にできる。」と、Twitterで教えていただきまして。早速実践。ひし形のキャッチライトもなかなかいいですね。
露出はf/2.0、ISO64、SS1/160ですが、NDフィルター(ND8)も使用しています。最近、撮影させていただいたポートレートはほとんどこの設定。
フィルライトはアンブレラ
補助光源としてのフィルライトにはホワイトアンブレラを使用。
ソフトボックス1灯だけだと、光の届かない後頭部が暗くなりすぎるので、ほんのりとシャドウ部分を持ち上げられるよう、弱めに光をあてています。
陰影をつかむためにモノクロ
モノクロ写真の真髄みたいなものは、まだ1mmも理解できていないのですが、少なくとも陰影の大切さは2mmくらいわかってきた気がしています。ただの勘違いかもしれませんが。
当然のことながら、モノクロ写真には色がないからこそ、光と影だけで表現をしないといけない。そのためには撮影段階から陰影を意識して撮っておかなきゃいけない。
文字に書くと恐ろしく単純なことですが、これが意外と難しいですね。
レタッチはガウスぼかしを使わずに
今回撮影させていただいたのは、オランダ帰りのMARIAさん。夢に向かって頑張られているそうで、30を超えたおじさんもまだまだ頑張らねばですよ。
Photoshopを使ったレタッチでは「ガウスぼかし」を使わない自分ルールを適用して、質感を残しながら美しく仕上げることを意識。だいぶコツをつかめてきたような。
ストロボの扱いも、モノクロ仕上げも、試行錯誤しながらいろいろと挑戦してみます。MARIAさん、ありがとうございました。
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