季節はすっかり秋でございます。秋になったはずなのに梅雨みたいな天気が続いているのは一体どういうことでしょうか。部屋干しの洗濯物が放つ臭いに苛立ちを隠せない日々。ポートレートを撮りやすい気候になってきたことだけが唯一の救いです。
気温が下がるにつれて朝の光が綺麗になっていくのは楽しみで仕方ありませんが、冬が近づくほど朝起きるのが辛くなるのは決して年齢のせいじゃないと信じたい。
北池袋という街
今回訪れたのは、以前から気になっていた北池袋駅。池袋から東武東上線の各駅停車で一駅。運賃は片道144円、安い。池袋駅から歩いても10分ちょっと到着できるんだとか。
都内でも有数の繁華街である池袋。そこから一駅しか離れていないのに驚くほど落ち着いた街並み。さっきまで都会にいたのに、いきなり田舎に来たような感覚。
開かない踏切
撮影前に駅周辺をぶらついていたのですが、踏切が開かないのなんの。やっと開いたと思ったら間髪入れずにカンカンなり出しちゃうの。歩行者用の地下道が用意されていて、なるほど納得。開かずの踏切ってやつですね。
東武東上線と埼京線が走っているようで、ひっきりなしに電車が行き交っている模様。車で移動する人がこの踏切に捕まったら、ご愁傷様でしたとしか言えない。
今回撮影させていただいたのは会社員のしゃもさん。撮影のご依頼をいただいた際、全身とお顔のわかる写真を送ってもらっているのですが、ガチのすっぴん写真を送ってこられたのはしゃもさんが初めてでした。おおよその雰囲気がわかれば問題ないのですが、驚いたのも事実。
鞄にウナコーワ
駅近くの小さな公園にも立ち寄ったのですが、そこらじゅうに蚊がブンブンと。気づかないうちに両足のかかと近辺をブスリとやられていました。私が蚊と格闘している間、しゃもさんもバッチリ刺された模様。
撮影中にウナコーワクールをお借りしたのも初めてのことでした。塗った直後の清涼感、最高です。撮影終了後に気づきましたが、左腕も刺されていました。
刺されていることに全く気付けなかったのは、私が鈍感なのか、はたまた北池袋の蚊がテクニシャンなのか。
一部のカットではストロボも使用していたのですが、オーバーヒートでダウン。フル発光で張り切りすぎました。そろそろストロボ2灯体制にしたいですし、フル発光でもそこそこ耐えられるスピードライトを新調しようかしら。
スピードライト+Cactus+ゴリラポッドの組み合わせは街中の撮影で重宝しますね。今年も残り数ヶ月、ストロボでできることをもっと広げていこうと思います。
しゃもさん、朝から撮影にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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