AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDで朝のポートレート

朝の新宿東口でポートレートを撮影してきました。背景に街並みを残しながら撮りたかったので今回のレンズはAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED。このところポートレートでも家族写真でもAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gばかりを使っていて、というかD610に58mmをつけっぱなしなので35mmで撮るのは久しぶり。

カメラバッグに常に入れていたけど出番の少なかった35mm、今回はたっぷり活躍してもらいますぞ。

新宿東口の街並みで撮影

新宿でのポートレート撮影は何度か経験がありますが、何口方面に歩いていくかによって街の雰囲気がガラリと変わるところが好きです。西口から都庁方面に歩いていけば、コンクリートな要素がたっぷりですし、歌舞伎町方面に歩いていけば、これぞ繁華街といった街並み。南口はほぼ代々木。

今回は繁華街的な要素もありつつ、綺麗目な雰囲気もほんのり残っている東口方面へ向かってみました。

関東も梅雨入りして週間天気予報があまり参考にならないこの頃。雨が降らないか心配していましたが、きれいさっぱり晴れてくれまして。むしろ晴れすぎて暑い。カメラバッグを背負いながら撮っているのですが、気づいたら背中が汗でべしょべしょ。あぁこの季節がまた今年も来てしまったのですね。

今回撮影をさせていただいたのはきくちさん。ダンスの専門学校を出られて、今はインストラクターとしてのお仕事もされているそうです。踊ることと無縁な人生を送ってきた私。パっと見は簡単そうに見えるダンスでも、いざ自分が踊れるのかというとさっぱり無理なお話でして。なので踊れる人マジリスペクト。

35mmの画角は程よい広さで扱いやすい

お久しぶりのAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDでの撮影。寄れば背景をしっかりボカせるし、ちょっと引くだけで背景をたっぷり取り込める。全身を撮りたいとき、58mmだと結構距離を取らないと難しい。でも35mmだと少し離れるだけで全身を撮れて使いやすい。超広角レンズほどゆがみもしないので構図を作りやすいのも素敵です。

もう少し広角の単焦点レンズが欲しくなる時もありますけど、58mmと35mmの２本があれば自分が撮りたいポートレートはだいたい撮れてしまいます。58mmがメインになりがちですが、35mmにも引き続き活躍してもらおうと思います。

きくちさん、朝早くからの撮影にお付き合いいただきありがとうございました。