PHOTOMODELS.jpの撮影会に参加してきました。今年はライティングを学ぶ年にすると勝手に決めていまして。スタジオでの撮影経験をもっと積みたいと思い、実に2年ぶりとなる撮影会への参加。
撮影会の注意書きに「ライティング機材は各自持参を」と書かれていたのでライトスタンドとソフトボックスを持参。荷物は重いわ、電車には乗り間違えるわ、遅刻しそうになるわで滑り出しは散々でしたがイメージ通りの写真を撮ることができました。
陰影を意識したライティングに挑む
今回テーマにしていたのは陰影を意識して撮ること。窓から差し込む自然光とソフトボックスの光を使ってハイライトとシャドウをしっかり出してみたいと思いまして。ライティングに集中したかったのでレンズはいつものAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gのみ。
Cuctus V6をスピードライトとカメラにセットして、オフカメラでソフトボックスを発光です。2月に購入したCuctus V6、最近ようやく扱いに慣れてきた気がします。もうこれ手放せません。
PHOTOMODELS.jpの撮影会に参加するのも初めてでしたが、今回のハウススタジオに訪れるのも初めて。スタジオのWebサイトで内装の雰囲気は大凡イメージできていましたが、どれくらい自然光が差し込むのか、どれくらいの明るさなのかは完全にぶっつけ本番。
スタジオ内は思っていた以上に暗くて、ストロボを持ってきてなかったら正直キツかったと思う。作品として撮影するときは余程のことがない限りISO感度を上げたくないのです。
陰影を意識することに加えて、もう一つテーマにしていたことがありまして。それは背景を極力白飛びさせないように撮ること。日中に屋内でモデルさんに露出を合わせると、窓の外は白飛びしてしまうことがほとんど。
今回はまず窓の外に色がはっきり残るように露出を設定してから、ストロボの発光量を調整して撮影するようにしてみました。イメージ通りに撮ることはできたけれど、露出設定やストロボの調整に時間がかかってしまうのが新たな課題。
ストロボの扱いに時間がかかってしまい反省
今回の撮影会は1枠1時間。あーでもないこーでもないとストロボの設定をごちゃごちゃいじっていると、1カット撮影するのに準備だけで数分かかってしまう。予め撮りたいイメージを数カットに絞り込んでおかないとダメだったと反省。ストロボの扱いは経験を積んで慣れていくしかなさそう。
ソフトボックス1灯で撮影していたのですが、やっぱりもう1灯欲しい。ただ公共交通機関での移動を前提としている私の場合、これ以上撮影機材が増えるとなると移動がめちゃ大変ですし、機材のセッティングも一人だともっと時間がかかってしまう。撮影の悩みは尽きません。
今回撮影させていただいた福本沙織さん。フリーのモデルとしてお仕事をされているそうで、表情やポージングなど表現の幅がとても広い素敵な方でした。おかげさまで陰影を意識して撮ることや白飛びさせない露出設定など、イメージしていた写真を撮ることができました。
これからの季節、日中の屋外撮影は命を削る戦いになっていきますので、スタジオでの撮影経験を引き続き積んでいこうと思います。
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