ライフログ

嬉しかった雪、楽しかった雪

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プラスチック製の虫かごとやぶれかけの虫取り網。半ズボンにサンダルの軽装備で公園の草むらを駆け回っていたのは20年以上前のこと。今は虫なんて触れないし、草むらにはなるべく入りたくない。

好きだったことが嫌いになること。苦手だった食べ物を好きになること。嫌いだったはずのあの子を好きになっちゃうこと。人間の趣味嗜好なんてその程度。あれだけ嬉しくて仕方のなかった積雪も、今となっては憎き対象でしかないなんて。

お願いだから積もらないで、雪

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幼少期を大阪で過ごした私。雪が積もるなんて1年に1回あるかないかでした。小学校3年生くらいだったでしょうか。10センチくらい雪が積もって、大はしゃぎで公園に遊びに行った記憶があります。

朝起きたら季節外れのクリスマスプレゼントが届いてた。それくらいの嬉しさと楽しさがあった。天気予報で雪マークを発見したときのワクワクと言ったらそりゃもうね。

頼むから積もるな。雨になってくれ。就職をして東京に出てきて、毎日のように革靴を履くようになって。電車が止まる、靴に水がしみ込んで靴下まで濡れる、すべってこける。もう雪なんて嬉しくない。

もう勘弁してください、雪

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西武線は台風の日も雪の日もダイヤが乱れにくい。数年前、東京に大雪が降ったときも西武線は普段通り動いてた。その西武線が今日は大幅に乱れてた。もみくちゃに混みあった車内で濡れた傘が足にあたる。もう勘弁してください。

救急車なのか消防車なのか、サイレンの音もちらほら聞こえていて週の頭から何とも騒がしい。なんとかこけることなく会社には来れたけど、案の定靴はびっしゃびしゃ。雪の日はおとなしく家の中で過ごしたい。

雪は憎くて怖いもの。だけども今日が休日だったなら、朝からハイテンションで写真撮りまくってたと思う。娘と雪で遊びまくってたと思う。好きも嫌いもタイミング次第。ご都合主義な月曜日。今週も必死に働きます。

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