お台場の潮風公園でポートレートを撮影してきました。天候に恵まれて風もそこまで強くない絶好の撮影日和。夕暮れ時に行ったからなのか人もまばらな感じ。撮影会っぽい集団は見かけましたが。
今回もレンズはAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gのみ。年内のポートレート撮影はすべてこのレンズで撮影しようと考えているのです。いつもより少し絞って撮ること、暗めに撮って現像時に持ち上げること、ストロボを使うことをテーマに撮影してまいりました。
夕暮れ時の撮影は時間との勝負
この季節、夕暮れがきれいに染まるのは16時ごろ。17時前には完全に真っ暗になってしまうので、夕暮れ時の撮影は時間との勝負。ちんたらしてたらおいしい光を無駄にしてしまいます。
もろに逆光での撮影、白とびを最小限に抑えられるようかなり暗めに撮影して現像時にシャドウ部分を持ち上げました。最近レタッチについて勉強をしてまして、白とびさせてしまうことのデメリットをようやく理解したのです。
白とびしてしまうとそこには色情報が一切残らない。Lightroomで白とび部分の色を落としても、のっぺりとした灰色になってしまうだけで階調を再現することは不可能。もっと早くからちゃんと勉強すべきでした。。
ただ暗く撮りすぎてしまうとLightroomで持ち上げた際にノイズ感が強く出てしまうので、最適な露出を見つけるのが難しい。逆光下で撮影するときは丁寧にストロボを使うのが近道っぽい。まだまだ勉強が必要です。
SB-700のリモート発行の限界
画面右側からSB-700をリモートで弱く発光させてみました。リモート発光の弱点はカメラの内臓ストロボがトリガーとなっての発光になるため、光が届かない位置にSB-700を置いてしまうと発光してくれないこと。これはなかなかに不便。
内臓ストロボがオーバーヒートしてしまってリモート発光させられなくなってしまうのも不便。近いうちに電波式のトランシーバーを購入してオフカメラストロボの柔軟性を高めようと思っております。2016年はストロボを学ぶのです。
今回撮影させていただいたのは、かなさん。進学を機に東京に出てこられたそうで、お台場に来たのは初めてだそう。私も就職で東京に出てきて、初めてお台場で等身大ガンダムを見たときは感動したものです。あのガンダム、今もお台場にいるんでしたっけ。
撮影の幅を広げる
アンニュイな雰囲気で撮影させていただくことが多い私ですが、今回は元気いっぱいでフレッシュな雰囲気での撮影になりました。写真に対する悩みや迷いは常に頭にぷかぷかと浮かんでいますが、撮影の幅を広げることは大切なような気がしています。
知識も技術も身に着けて、撮影の幅も広げつつ、徐々に自分の作風を確立していきたいなと思っております。引き続きモリモリ頑張ります。かなさん、貴重な機会をいただきありがとうございました!
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