冬が近づくにつれて日の出の時間も遅くなります。朝の撮影が大好物な私にとって最高の季節の到来。はてさて本日も斜めから差し込んでくるきれいな朝日を撮影しようじゃないですかと思っていたら、あいにくの雨模様だなんて。全力でご勘弁願いたい。
朝の7時、空気をよんでくれた心優しい雨雲が居たようで怒涛の曇り空ではあるものの降水は確認できない模様。人気の感じられない朝の街並みで撮影は進んでいきました。
肌寒さを感じる秋の朝
何も履いてないように見えるかもしれません。だけど安心してください。前回、神楽坂で撮影をさせていただいたときは夏らしさを感じるワンピースでしたが、半袖で出歩くには肌寒い季節、今回はななさんにトレンチコートを着てもらいました。
前回お会いしたときは魚関連のアルバイトをしていたななさんも、諸事情あって今は欧州料理のお店でお仕事をしているとか。まかないが美味しいそうで、なんともうらやましい。私の今日のお昼ご飯が具なし素ラーメンだっただけになおさら。
さんさんと朝日が差し込んでくる中、逆光を利用して撮りたいカットがたくさんあったのですが、残念ながら次の機会へ持越し。曇り空なら曇り空だからこそ撮れるカットがいっぱいあるはず。気持ちの切り替えです。
曇りの日はISO感度400を基準として露出を考えるようにしているのですが、光を見ながらシャッタースピードとISO感度を微調整。絞りはほとんどのカットで開放で撮影していました。光の条件が厳しかった箇所ではストロボも使ってみました。
柔らかくまわる光
曇りの日は光が柔らかく回ってくれるので好きです。日差しが強いときより撮影しやすい環境といえますが、その分単調になりがちなので頭使って撮らないとです。これがなかなか難しい。
すっきりしない空だとしても、雲の向こう側で太陽はじわじわと高度を上げてきていて、光のあたり方がじわじわと変化してくるのが面白いですね。
これまでピクチャーコントロールをポートレートに設定して撮影していたのですが、RAW現像時にガリガリと色味を調整するなら初めから好みの色に設定しておけばいいじゃないか、ということに今更気づきまして。デフォルトの設定から色々いじってみました。
ただ結局現像にかかった時間はそんなに変わらなくて、もう少し細かくピクチャーコントロールの設定を調整できるとありがたいのだけど、どうしたものでしょうか。
ビジネス街の週末の朝はカフェが開いてない
しばらく撮影を続けた後、少し休憩しましょうとカフェを探したのですが週末のビジネス街ということもあって、まともなカフェが全然開いてない。何度か利用したことのあるタリーズなら開いているだろうと思ったら、これまた開いてない。
休憩できる場所を予め調べておくべきでした、反省。カフェ難民となってしまった私たちは水分とカフェインの補給をあきらめて、雨が降ってこないことを祈りつつ次のロケーションへ移動するのでした。
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