日本人は働きすぎだとよく言われます。
東京で働いていると、その言葉を実感する機会は多いように思います。混むとわかっていながら、不快な空間に無理やり体をねじ込んで、今日も職場へ向かう大人たち。
がったんごっとんと山手線は走り続けます。鉄道に体を委ねた大人たちが、いったいどんな気持ちで揺られているかなんて気にもしないで、桜は花を咲かせます。
それはもう綺麗に咲きやがるのです。
朝の陽ざしをめいっぱい浴びて輝く桜の花びら
桜の花が咲き誇るのは、せいぜいもって1週間といったところでしょうか。1年365日のうち、たった数日しか花を咲かせられないなんて儚いじゃないですか。
この日は天気も良かったので、仕事カバンにマイクロフォーサーズのGX1を忍ばせて来たのです。バスーカみたいなレンズで撮影されてるおじさまもいらっしゃったり、カメラ小僧たちの考えることは大体同じですね。
今回はマイクロフォーサーズでは鉄板の単焦点レンズと勝手に思っている、LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4で撮影です。始業前で時間に余裕が無いので、スピーディーに撮っていきます。
桜が綺麗に咲いてるから、今日は休業します
今日は桜が綺麗に咲いているから、もう休業にしちゃおうぜ!・・・たまにはそれくらいゆるい気持ちで仕事してもいいんじゃないでしょうか。
山手線止まっちまったよ・・・どうしてくれんだよ・・・あぁ、今日は桜が綺麗だからJRの皆さん休んじゃったのか、そりゃ仕方ないか・・・みたいな。
始業開始前にこんな妄想ばかりしていると、めきめきと仕事へのやる気が失せていくため、とても危険でございます。
美しいものが嫌いな人がいて?
あのときララァが言い放った言葉をちゃんと理解できるようになったのは、仕事に追われるようになってからじゃないかしら。
桜には目もくれず、足早に駆けていく背広姿の男性。後数日で散ってしまうこの花を、ゆっくりと味わうこともできないなんて何とも世知辛い現代社会です。美しいものを美しいと思える、心の豊かな大人になっていきたいものですな。
平日の朝っぱらから桜をぱしぱし撮影していると、どうにも現実逃避ばかりしてしまいます。
まとめ マイクロフォーサーズだって綺麗に撮れるんだ
朝の陽ざしが強すぎて、逆光下ではうまくシャッターを切れなかったんですが、マイクロフォーサーズでもなかなか綺麗に撮れるじゃないかと、久しぶりに持ち出したLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4の底力を見たように思います。
このところマイクロフォーサーズの単焦点レンズがどんどん充実してきていて、またしても諭吉が飛び出しそうな気配で何とも危険です。LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7がすごく気になる・・・
限られた時間ではありますが、平日の朝っぱらから写真を撮るというのも、なかなか楽しいものですね。
仕事、ちゃんと頑張ります。