3月14日はホワイトデー。先月の14日、いわゆるバレンタインデーだったわけですが、私は嫁から何一つプレゼントをもらっていません。何ももらっていないというのにホワイトデーだからスイーツをよこせ、とせびられるのはいったいどういうことでしょうか。どこの家庭でも当たり前のことなのでしょうか。
渋々ではあったものの、楽天のホワイトデー特集で手ごろな価格で美味しそうなスイーツを買ってみました。わざわざデパートに買いに行くのがめんどくさかったなんて、口が裂けても言えません。
高級感あふれる玉華堂の極プリン
数ある楽天スイーツの中から私の目に留まったのがこちらでした。玉華堂の極プリン。マダムシンコー?のバームクーヘン?とかも嫁が喜びそうでしたが、見るからに激甘スーパー高カロリーだったので、やめておきました。
こちらの極プリン、4つ入りで1,360円とプリン界ではかなり高級な部類です。近所のスーパーで売ってる120円のプリンで十分幸せになれる私が、1個340円のプリンを食べたらいったいどんな極楽浄土へ行けるのかと思うと、体内のあらゆる水分が煮えたぎってまいります。
そう、何を隠そう。このプリンは私が食べたいから買いました。この事実は墓まで持って行くしかあるまい。
焦らされる喜び
無駄にしっかりした(失礼)箱を開封すると、落し蓋のような蓋がありました。何々、色々と書かれていますね。とろーりなめらかな口あたり、選び抜いた素材と熟練の技で、心をこめてお作りしましたとな。
蓋を開けたらいきなり商品がどーん!と現れるのではなく、一手間かけさせて消費者を焦らす高度なテクニック。嫌いじゃない。嫌いじゃないですぞっ…!!
いったいこれまで何人のプリン好きがこの演出に心を病んだことでしょうか。早く食べさせてくれってのに。
瓶の器で高級感を演出
いよいよお目見えです。プリンを極めたから極プリン。プリンの器はガラスでした。瓶です。やはり極めるからにはプラスチックのカップはプライドが許さなかったのでしょうか。
それとも製造の工程上、プラスチックだと何か不具合があるのでしょうか。それとも瓶を使えば高級感が増すので、単価を上げて粗利率を高めるためのニクイ演出なのでしょうか。
カラメルソースは別添、プラスチックのスプーンも入っていました。コンビニスイーツもそうですが、ちゃんと銀のスプーンで食べたい派です。
でもプラスチックのスプーンは捨てません。いつか使うときが来るかもしれないから・・・という貧乏根性で必要以上にプラスチックのスプーンが溜まってきております。欲しい方、差し上げます。
とろーりカラメルがオンザプリン
いよいよ実食です。
付属のカラメルソースをてろてろてろーとプリンにかけます。カラメルソースをかけずに、プレーンのまま一口食べてみるほうが、このプリンのポテンシャルを正しく測定できるはずです。
なぜそれをやらなかったのかと言うと、単純に忘れていただけでございます。余計なことは考えず、プリンに集中します。
優しい口あたりで染み渡る素朴な甘み
ぷるぷると、てろてろのちょうど真ん中あたりの言葉があればベストなのですが、優しい口どけと言いましょうか、舌の上で溶けていくと言いましょうか、簡単に言うととっても美味しいのです。
ぷっちんプリンのようなこてこての甘みではなく、素材の味を引き出した素朴な甘みで、ちょろっと苦みのきいたカラメルソースとの相性も抜群。
プリン好きにはたまらない一品でございます。
1個340円はやっぱり高いと思いますが、玉華堂さん、いい仕事をしていると思います。(上から目線)たまの贅沢や、ちょっとしたプレゼントに最適なスイーツですね。
まとめ 嫁が喜ぶお取り寄せスイーツ
楽天でぱぱっと検索して、ぱぱっと購入した極プリンでしたが、華まるろーるというロールケーキも一緒に買ってみました。こちらも美味しくいただくとしましょう。
極プリン4個入りが1360円、華まるろーるが1,750円、送料が740円(結構高い!送料で利益率高めるパターンや)で、合計3,850円。コンビニスイーツなどと比較してしまうと高く感じますが、お取り寄せスイーツとしてはお手頃な価格なのかな。
自分が食べたくて購入した極プリンでしたが、嫁も喜んでいたので結果オーライです。来年のホワイトデーもネットでささっと購入してしまおう、と心に決めたのは誰にも言えない秘密です。
追記:Amazonでも取り扱い開始したみたい
私が購入した当時は楽天でしか見つけることができなかった極プリンですが、最近はAmazonでも購入できるみたいです。楽天のことが嫌いで嫌いで仕方ない方には朗報ですね。私は楽天もAmazonも満遍なく使うタイプでございます。