ライフログ

公園でぼーっとする楽しさを理解できる年齢になってきた

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まだ毛も生えそろっていないガキンチョのころ、何であのおじさんは公園のベンチでぼーっとしてるんだろう、と疑問に思うことがよくありました。

今みたいに携帯電話でゲームができるわけでもなく、マンガや小説を読むわけでもなく、ただ一人でベンチに座ってぼーっとしているおじさん。

随分時間がかかってしまいましたが、今ならちょっぴりわかる気がします。

日差しを浴びる鳥が鳴いてる木々がざわめく

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日中、基本的に室内で仕事をしている私です。たまに外に出ることもありますが、めいっぱい日差しを浴びる機会ってほとんどありません。公園のベンチに座って、iPhoneも見ずに、ただただのんびりと日差しを浴びる。

スズメなのかヒヨドリなのか、何の鳥なのかわかりませんが、ぴーちくぴーちく、ちゅんちゅんちゅんちゅん鳴いてる。風に揺られて、木々がざわざわざわざわ言ってる。

電話もならないし、メールも飛んでこない。誰の声も聞こえないし、山手線がごーごー走り抜ける音もしなければ、かんかんかんかん鳴り響く踏切もないし、車が走り抜ける気配も一切ありません。

自然の中にいるって気持ちいい

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自然の中でぼーっとしていて気づいたんですが、仕事をしているときって常にいろんな音が鳴り響いてる。オフィスに居れば誰かが話しているし、頻繁に電話はかかってくるし、話をしていなくてもキーボードを叩く音がカタカタカタカタ・・・

街の中を歩いていても、走り回る小学生のガキンチョもいれば、大声で電話をしながら歩くおじさんもいたり、静かな場所って少ない。

自然の音に耳を傾けて、のんびりと自然の中にいることを愉しむって、すごく贅沢な時間の使い方だと思うのです。

自分をリセットできる場所

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毛が生えそろうどころか、抜け落ちていくことへの心配が日に日に高まっていく年齢になってきました。

子どもの頃は毎日当たり前のように遊んでいた公園も、都会の雑踏の中で日々もがいている大人にとっては、自分をリセットできる数少ない貴重な場所なんですな。

1人で公園のベンチに腰かけて、仕事のことは考えず、ただただぼーっと過ごす時間。

犬の散歩に来ていたガキンチョには不思議がられたと思いますが、少年よ、君もいつかこの楽しさを理解できる日がくるよ。

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