伏見稲荷大社の撮影でピクチャーコントロールの「ビビッド」を初めて使ってみました。これまでは基本的に「スタンダード」を使用していて、人を撮るときは「ポートレート」を設定する程度でした。
伏見稲荷大社の特徴的な朱色を見たままに表現できればと「ビビッド」を設定してみたのですが、なかなかいいですね。割とイメージ通りに撮れたかな。
RAW現像時にLightroomでも調整できるけど
ピクチャーコントロールのようなカメラ側での設定はRAW現像時にLightroomで調整しようと思えばできるんでしょうけど、予めカメラ側で設定しておくと後の作業がすごく楽。もっと早くから活用しておけばよかったと少々後悔。
D600を購入してから1年半くらい経ちますが、未だにカメラを使いこなせていないようです。お恥ずかしい。
D810やD750にはピクチャーコントロールで「フラット」という設定を選べるそうですね。RAW現像時にゴリゴリ調整したい人にはぴったりなんでしょう。残念ながらD610に「フラット」の設定は搭載されず。
既存機種にもファームアップで搭載できそうなものですが、対応予定は無さそうな雰囲気。「フラット」を使いたいなら新しいボディを買え、ということなのでしょう。そのためだけに新しいボディを買おうとは思いませんが。
キヤノンのカメラだとピクチャースタイルらしい
ニコンのカメラだとピクチャーコントロールという名称ですが、キヤノンのカメラだとピクチャースタイルという名称になるそうです。名称は違えど主な機能は同じみたい。ただ各設定の味付けはメーカごとのこだわりがありそうですね。
私が使ってるマイクロフォーサーズのGX1だとフォトスタイルという名称みたいです。GX1でも「スタンダード」ばかり使ってるなぁ。「モノクロ」なんかもほぼ使ったことがない。
最終的にはLightroomで微調整
ピクチャーコントロールの「ビビッド」でだいぶイメージ通りの写真になったのですが、もう少し朱色をくっきり見せたくて結局Lightroomで微調整。赤とオレンジの彩度を少しだけ上げてみました。どのあたりがベストな発色なのかいつも悩みます。
ピクチャーコントロールはコントラストや明るさなどの細かい設定を自分好みにカスタマイズもできるみたいなので、予め設定をきっちりと追い込んでおけばLightroomでの現像はかなり楽になるかな。
自分だけの「画づくり」を。ニコンピクチャーコントロール
jpeg撮って出しならなおさらですが、どんな写真を撮りたいかに合わせてカメラを設定するのは大事ですね。ピクチャーコントロールの設定を変えることで写真がどのように変化するのかは、ニコンのサイトにわかりやすく掲載されていました。
Nikon | PICTURE CONTROL SYSTEM
絞りやシャッタースピード、ISO感度の設定と同じようにピクチャーコントロールもフル活用して、どんな時もイメージ通りの写真を撮れるよう引き続き精進です。ニコンのサイトに書かれているように、自分だけの画づくりを目指さないとですね。
フラットは一応captureNX-D使えばRAWからなら選べますけど、そのままだとメリハリない感じでした