写ルンですで家族写真を撮ったり遊んでみました。ときどき使いたくなる写ルンです。
最近はすっかり若者にブームのようで、このチャンス逃してなるものか…と客単価を上げるための限定品が発売されたりしているとか。したたかな商売根性、嫌いじゃありません。
私が初めてデジカメを手にしたのは大学生の頃でしたし、高校の卒業式も写ルンですをバシバシ使っていた世代。遠回しな言い方をしてしまいましたが、つまり私はおっさん世代。
スマホのカメラで写真を撮って、インスタに上げることが当たり前の現代の若者にとっては、写ルンですは斬新なのですね。
小さくて軽いという正義
普段一眼レフなんて使っていると、写ルンですの小さくて軽いボディが恐ろしく素晴らしいものに思えます。ジーンズのケツポケットにも入れられるし、娘と散歩に行くときも邪魔にならないコンパクトさ。
シャッタースピードや絞りを変えられないなどの制限はあるものの、センサーサイズで言えばフルサイズなわけですから。いつでも持ち歩けて、撮りたいと思ったときにさっと撮れるって最高。
すぐに写真を確認できないもどかしさも、たまにはいいものです。
解像度の高さなんて
この写真を撮影したのは4月の半ばでして。忙しさにかまけてブログ更新をほったらかしているこの頃。近所で咲いていた満開の桜を写ルンですで撮影していました。
使い捨てカメラに解像度の高さを求めるのは間違いだと理解していますが、ここまでディティールつぶれましたっけ。粒状感といえばそれっぽく聞こえるかもですが、桜の花びらが完全につぶれてる。
風景写真には使わないほうがいいかしら。それともプリントを発注したお店が微妙だったかしら。
日中の屋外撮影はいい感じ
仕事で渋谷に行ったときにスクランブル交差点でさくっと撮ってみました。夜の撮影が苦手な写ルンですも、日中なら多少曇っていても余裕ですね。
モノクロの写ルンですがあれば楽しいだろうなと思うのですが、カメラ屋で聞いてみたら昔はあったけどすぐに発売中止になったんだとか。
一部のファンはいたとしてもモノクロ好きはそう多くないでしょうし、写ルンですブームも長くは続かないでしょうから、モノクロフィルムが使いたいならフィルムカメラ買えってことですね。
水平合わせたつもりだったけど
写ルンですは、あのライカと同じくレンジファインダーカメラ。見たまんまを写してくれる一眼レフとは異なり、こんな感じで撮れてるんだろうなと想像しながら撮ることが求められるカメラ。ライカは使ったことないですけど。
事務所で仕事を始めるときに撮ってみたんですが、水平が完全にズレズレでした。ぴったり合わせたつもりだったんですけど…レンジファインダーは難しいですね。
家族写真ばかりではなく、今回は写ルンですで色々撮ってみました。また気が向いたときに遊んでみようと思います。