ニコンの70-200mm f/2.8Eで五分咲きの桜ポートレート撮影

気象庁が発表する桜の開花予想はガチだと、昨年学んだ私。今年も桜の開花に合わせて撮影の予定を組ませていただいたのですが、どうも街の様子がおかしい。桜が、全然、咲いてない。お世辞で言っても五分咲きくらい。

去年は４月１日には満開になっていたような気がしますが、私の勘違いなのか、はたまた冷え込んだ日が続いたことで開花が遅れてしまったのか。

レンズはAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRを使って、背景をきれいなピンク色で染め上げたかったのですが、あいにくの開花模様。場所によっては七分咲きくらいでしたが、ポートレート撮影との相性がよろしくない白いやつ。見る分にはきれいなんですけどね。

この日は雲の多い空で、太陽がチラホラ見え隠れ。ポートレートを撮り始めたころは、曇り空こそ最高のコンディションだと考えていました。だけど最近は太陽がギラギラしている日の方が好き。ギブミー日光。ルーモス、光を。

今回撮影させていただいたのは、社会人の蘭さん。諸事情により転職活動をスタートされるそうですが、仕事を見つけやすい資格をお持ちとのこと。自動車免許以外、履歴書の資格欄に書けるものがない自分としてはうらやましい限りです。

駅前には黒いリクルートスーツを来た集団がぞろぞろ。これから社会に羽ばたこうとする新社会人の皆様なのでしょう。私、社会に出て10年目になろうとしています。あっという間におっさんになってしまうぞ…と、生暖かい視線で若者を見送りました。

風景写真はあまり撮らない私ですが、今回、自然を相手にすることの難しさを改めて痛感しました。東京の開花ピークは今週末あたりでしょうか。幼稚園や小学校の入学式にはちょうどいいタイミングになるかもしれませんね。

蘭さん、朝早くから撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

ニコン 2016-11-11