新しいカメラバッグを購入しました。Lowepro(ロープロ)のプロタクティック450AWという、リュックタイプのカメラバッグです。
機材が増えてきたこともあって、今まで使っていたカメラバッグでは持ち運びが辛くなってきたのです。
希望小売価格57,240円の製品ですが、Amazonでは半値以下の20,813円まで価格が下がっていました。しかも2,000円OFFクーポンも使えるということで、これは買うしかないと。
在庫処分品だったのかもですが、ちゃんと使えれば問題ありませんの。
容量19L!Loweproの大型カメラリュック
全体像はこんな感じです。容量19Lの大型カメラリュックで、ランドセルのようながっちりとした安定感があります。
デザインは好き嫌いがあるでしょうけど、正直そんなにカッコよくはないかな…機能性重視なのであまり気にしませんが。
背中に触れる面はこのようになっています。メッシュになっていて背中が蒸れにくい仕組みになっているのは嬉しいです。夏場にカメラバッグ背負って撮影していると、背中がベショベショになりますからね…
腰のベルトは着脱可能
プロタクティック450AWを買うことに決めたきっかけの一つが、腰ベルトを取れる点にありました。
長時間歩いて移動するときや、山に登ったりするときは腰ベルトは重宝すると思いますが、私の用途では邪魔になることが多いのです。
機材を大量に持ち運ぶときは、肩の負担を軽減するために腰ベルトを使った方がいいみたいなので、今後は必要に応じて使ってみようと思います。
ただ腰ベルトを巻いて街を歩いてると、少々ダサいのが難点。
たくさんの機材を収納可能
リュックの中身はこんな感じ。
レンズをつけたままのフルサイズのカメラ2台、交換レンズ2~3本、クリップオンストロボ1~3台が余裕で入ります。たくさん入れた分、とんでもない重さになりますが、そこは筋トレと思って頑張るしかありません。
仕切りはすべてマジックテープ式で、自由にレイアウトを変更できるようになっています。どのように仕切るかはセンスが問われますね…
蓋になる部分にも収納スペースが用意されていました。メモリーカードや各種フィルター、ケーブル、カードリーダーなどを入れておくのによさそう。
機材とぶつかってしまうので、厚みがあるものは入れない方がほうがよさそうです。
MacBook Pro13インチがすっぽり収まる
パソコンの持ち運びもカメラバッグを選ぶうえで重視していました。プロタクティック450AWは背面部分にパソコン専用のスペースが用意されていて、13インチのMacBook Proがすっぽりと収まります。
衝撃から守るためのクッションが入っていること、チャックを閉じられるところも素敵。
カメラやレンズと同じくらいパソコンは大事な機材なので、背中に近い場所に収納できることも安心につながります。
プロタクティック450AWの収納力をチェック
実際に手持ちの機材をほりこんでみました。
写真左下のスペースにAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR、中央右側にはAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDを縦向きに収納。
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4GとCactus V6、スピードライトSB-700も入れてみましたが、まだまだ余裕があります。
カバン自体に高さがあるので、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDなどを縦向きに収納できるのが嬉しいです。
両側面からカメラの取り出しが可能
カメラの取り出しは両側面からできるようになっています。リュックを完全に下ろすことなくカメラを取り出せるので、移動中など、とっさに撮りたい場面に出くわしたときに重宝します。
この点も新しいバッグを選ぶうえで重視していました。
両方の側面から取り出せると言っても、実際には片側しか使わないことになるとは思います。今まで使っていたリュックは片側しか使えなかったので、自分の好きな方から取り出せるようになったのは嬉しいです。
天面もガッチリと頑丈な素材
リュックの天面はかなり頑丈な素材で作られています。エアガン程度なら何百発撃たれても一切ダメージを受けないレベルの頑丈さです。護身用の防具とかに使えそう。
頑丈な持ち手がついているのも素敵。機材をめいっぱい収納すると、相当な重さになりますからね。
カバンだけで重量が約2.5kgあるみたいなので、がっつり詰め込むと総重量は10kg近くになってしまうんじゃないでしょうか。完全に筋トレです。
天面からもカメラを取り出せるようになっています。カメラを2台持ち運ぶときには利用することになりそうですが、リュックを下ろしてからでないと取り出せないため、普段はあまり使うことはなさそう。
そして天面にも収納スペースが用意されていました。写真ではわかりづらいですが、指を引っ掛けている黒い部分も小さな収納スペースになっていて、SDカードなどを入れておくためのスペースのようです。ここも使うことはなさそうな予感。
両側面に小さな収納スペース
バッグの両側面にも小さいながら収納スペースが用意されています。細めのボールペンなどを入れておくのによさそうです。
あとはイヤホンとか、USBケーブルとか。長財布を入れるのは無理でしたが、スマホなら入りました。
もう片方の収納スペースにはフックがついていました。自転車の鍵などを入れておくのがいいのかな…ここも使うことはなさそうですけど。
安心のレインカバー
プロタクティック450AWの「AW」というのはオールウェザーという意味だそうです。要はレインカバーがついてます、ということなんですけど。
カバンの底にレインカバー専用のスペースがありまして、無くすことがないように縫い付けられているところが素敵。
レインカバーをかぶせてみるとこんな感じ。乱暴に扱ったりしない限り、簡単に破れることはなさそうな素材で安心です。屋外での撮影中、突然大雨に見舞われた時などに活躍してくれそう。
Loweproのスリップロックシステムに対応
シマシマになっているところはベルトになっていて、スリップロックシステムという仕組みで専用ポーチなどを装着できるようになっています。ペットボトルホルダーとポーチがついてたので装着してみました。
強めにぶつかったりするとポーチが吹き飛びそうなので、メモリーカード類など、あまり重要なものは入れられません。
使うとしてもポケットテッシュ入れかな…ペットボトルホルダーは折りたたみ傘を入れておくときにも便利なので使用頻度が高くなりそう。
三脚も専用ベルトで装着可能
三脚を取り付けるためのベルトなどもついていました。バッグの側面や、後方など、装着する場所を自由に調整できるのはありがたいです。
しかし機材もたっぷり詰め込んで、三脚も装着したとなると、いったい総重量はどこまで上がってしまうのでしょうか。
今まで使用していたニコンのスマートカメラリュック
ちなみにこちらが3年ほど活躍してくれたニコンのスマートカメラリュック。D600を買った時に無料でもらえるキャンペーンをやっていたのです。普通に買えば1万円以上しますからね。あのときのニコンは太っ腹でした。
カメラ1台にレンズ1~2本、ストロボ1台程度ならまったく問題なく使える便利なカメラバッグです。控えめなニコンのロゴも好きよ。
収納スペースはこんな感じ。AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRをつけたままのD810をそのまま収納できます。
パソコンを入れるスペースが狭いことと、最も外側に収納するため何かにぶつかったりしたときに怖いという点が不満点でした。
無料でもらったものですし、3年以上バリバリ活躍してくれたので、そろそろ引退でもいいかなと。メルカリにでも出せば1,000円くらいにはなりますかね。
プロタクティック450AWで雨にも負けず写真を撮るぞ
カメラバッグの買い替えを考え始めたとき、最初は大容量のショルダータイプを買うつもりでした。
ただライトスタンドなども持ち運ぶことを考えると、両手が自由になるリュックタイプの方がいいかなと。ショルダータイプの場合、肩への負担も半端ないみたいですし…
今回購入したバッグと価格帯、容量が似ているところとしてはハクバのGW-PRO G2という商品もありました。三脚の取り付け位置を変えられないことや、登山バッグにしか見えないという点からLoweproのプロタクティック450AWを選択。
初めて購入したLoweproのカメラバッグ。当面はD810とレンズ1~2本、ストロボ2~3台、13インチMacBookProを持ち運ぶのに活躍してもらおうと思います。
壊れたりすることなく、長く使えたらいいな。
機材の重さに負けず、どんな天候にも負けず、プロタクティック450AWを背負って、ばしばし写真を撮りに行こうと思います。