仕事から帰ってきたら玄関にでかい荷物が。
Amazonからオムツの定期配送が届いたのかと思って段ボールを開封したら、そこにはRULOの4文字。こいつは、あれや。パナソニックのロボット掃除機RULO(ルーロ)や。
先日ネットサーフィンをしていたときに、たまたまパナソニックがルーロのモニターを募集しているのを見つけまして。モニター応募の志望動機なんて結構(かなり)適当に書いたつもりだったんだけど、運良く当選しちゃったみたいです。
てことでパナソニックのロボット掃除機RULO(ルーロ)のモニターとして、何回か記事を書こうと思います。
はじめてのロボット掃除機
開封して梱包材やらビニールやらを色々ひんむいたらこんな感じ。充電用のプラグとおにぎり型のリモコン、そして本体というシンプルな内容。モニターなので色は選べないのですが、本音言うと白色の方がよかったなぁ。
モニター応募の志望動機には、こんなことを書いた気がします。「娘が産まれたばかりで掃除が大変です。ロボット掃除機を買おうとしてたのでちょうどよかったです。ルーロー欲しいです。」これでよく当選させてもらえたものです。
実際にロボット掃除機は近いうちに買おうと思ってたんです。なので今回のモニター当選は最高のタイミング。パナソニックさん、ガチでありがとう。
ルーロの本体をじっくり観察
さっそく本体を取り出していろいろ観察です。割と大きめのブラシが2つ付いてます。こいつがブルンブルンと回ることで床のチリやゴミを集めてくれるという訳ですな。車輪も二つ付いていて、結構しっかりした作りになってます。
多少の段差は乗り越えると書いてありましたが、1~2センチくらいの段差なら軽々と乗り越えられそうなくらい頑丈な車輪。
表はこんな感じ。ボタンが一つだけの極めてシンプルなデザイン。白色が欲しかったけど、じっくり眺めていると黒色でも悪くないかしら。
よくよく考えてみると家の中にパナソニックの製品って結構ある。パナソニックのミラーレスカメラGX1も、レッツノートSX4も黒色ボディだから、仲良くお揃いでいいかしらね。
あぁでも電子レンジは白いわ。
パカっと天井部分が開きました。中にはいくつかのボタンとダストボックスらしきものが入っていました。ロボット掃除機の宿命なのかもしれませんが、ダストボックスは結構小さそう。
頻繁にダストボックスを洗う必要があるってなると面倒です。この辺は実際に使ってみないとですな。
いよいよルーロを充電
充電スペースをどこに置くべきか悩みましたが、取り急ぎ部屋の角っこに空いているコンセントがあったので設置。
追々設置場所は変更することになりそうな予感。
届いた段ボールがやけに大きくてビビってましたが、床に置いてみるとそこまで邪魔ではなさそう。
おにぎり型のリモコンもかなりシンプルなデザイン。矢印マークを押すとルーロをコントロールできるのかしら。説明書を読めば書いているんでしょうけど、基本的に説明書は読まない派なのです。当たって砕けろです(砕けたら困るけど)。
部屋中を縦横無尽に掃除しまくる
実際にルーロを使ってみると、想像以上に高性能で驚きました。部屋と部屋の境目の段差もなんのその。1~2センチ程度の段差はするりと乗り越えてきます。
ドアのレール部分はホコリがたまりやすい場所ですが、すっきり綺麗にホコリを取ってくれてるのがすごい。
ホコリの溜まりやすいベビーベッドの下にもすいすいすいーと進んでいきます。ベッドの下にフローリングっぽい柄のマットを敷いているのですが、この程度の段差も軽々と乗り越えます。
一般的な掃除機であれば体をかがめてベビーベッドの下に掃除機を突っ込まないとダメですが、ロボット掃除機ならそんなことしなくていいのでだいぶ楽。運動不足になる恐れはありそうですけど。
音は普通の掃除機とあまり変わらない
こんなに小さなボディにもかかわらず吸引力はなかなかにパワフル。ゆえに吸引音もしっかり大きめです。ただ特別うるさいといったことはなく、一般的な掃除機の吸引音と同じくらいかしら。
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、早朝や夜中にルーロを起動させるのは控えた方がいいかも。防音対策がしっかりしてるところなら気にしなくていいかもですが。
足を近づけるとひかれる
やってはいけないことだと思いますが、ルーロの起動中に足を近づけてみました。部屋の壁に近づくときは程よく減速してゴツゴツぶつかることは少ないんですけど、私の足にはゴツンとぶつかってきました。
そんなに強い衝撃ではありませんが、子どもが床で遊んでいるときにルーロを起動させるのは控えた方がいいかな。ケガをすることはないと思うけど。
お掃除ロボットの三角形ボディは正解
ルーロの三角形ボディが大活躍する部屋の角っこ。一般的な掃除機でもしっかりかけないとホコリが残ってしまうポイントですが、三角形ボディ+回転するブラシでうまい具合にホコリを吸引してくれます。
ベビーベッドに挟まれた狭いスペースに果敢にもぐりこんでいく姿は何とも頼もしい限りです。ちなみに破損した片方のブラシは、なんと替えブラシをいただけちゃうそうです。パナソニックさん太っ腹・・・壊さないように気を付けます。。
仕事を終えてホームへ帰るルーロ
起動していたのは30~40分くらいでしょうか。仕事を終えたルーロは自分の足で起動場所へ戻っていきます。ボタン一つ押すだけで部屋全体を掃除してくれて、掃除が終わったら充電スポットに戻ってる。なんてお利口さんなのかしら。
床にモノを置かないなど、ルーロが活躍できる環境を予め整えておく必要はありますが、ボタン一つでここまでやってくれるのは本当に便利。はじめてロボット掃除機を導入した自分にとっては感動モノですわ。
ダストボックスは1週間でパンパン
平日、嫁が買い物などで外出するときにルーロを起動させているようですが、この1週間でどれくらい頑張ってくれたのかチェックしてやろうじゃないですか。
まずは裏側を見てみると、ブラシが意外とくたびれてる。まだ1週間しか使用していないのに、半年くらい使った歯ブラシみたいになってます。こいつぁ意外と消耗スペースが早いのかもしれないぞ。いきなりだけど、ちょっと心配なポイント。
実際にゴミを吸い取る部分。少しホコリが絡まっていますが、意外ときれいなままでした。しばらく使い続けると嫁の長い髪の毛が豪快に絡まったりしそうです。これはロボット掃除機に限らずどんな掃除機でも避けられない宿命みたいなもんですな。
私はどちらかというと体毛が濃い方で、特にすね毛はなかなかのもの(何の自慢)。体毛が濃いということは抜け毛も多くなるということ。ルーロが家に来てからは床に落ちている抜け毛を見つけるのが難しくなった気がします。これには嫁も大喜び。
めっちゃゴミを吸い取ってた
肝心のダストボックスを見てみたら、あらびっくり。想像以上にゴミまみれ・・・なにこのホコリの塊。まだ1週間しか使ってないのに。これは我が家が汚すぎるということなのか、ルーロの掃除力が凄まじいからなのか、どっちなのでしょうか。
ただ、1週間でダストボックスがいっぱいになるということは、こまめにダストボックスの掃除をしないとダメってこと。1か月に1~2回でいいのかな~なんて思ってましたが週に1回はダストボックスを綺麗にしないとダメか。
ルーロを起動する頻度にもよるでしょうけど、週に1回の掃除はちょっと・・・めんどくさいかも。
ダストボックスが接続する部分にもゴミがびっしりと。ここもちゃんと掃除しないといけない。ちょっと湿らせたティッシュとかで拭けばよさそうだけど、これまためんどくさいポイントだなぁ。手が汚れてしまう。
しかしまぁ黒いボディだと付着したホコリが目立ちますね。掃除する分にはやりやすいのかもしれませんけど。
ダストボックスのホコリをチェック
1週間分のホコリをスーパーの袋の中にぶちまけてみました。すんげーホコリの塊。抜け毛も大量に吸い込んでる。1週間でこれだけたまるとなると、1ヶ月くらいダストボックスをほったらかしていたらどんなことになるんだろう。
うちの娘はまだハイハイをしていませんが、我が家の床にこれだけのゴミが溜まっていると考えるとこまめに掃除をしなきゃ・・・という気になります。床もできるだけ清潔にしておかないとです。
ダストボックスにはご丁寧に小さなブラシがついていて、これを使ってこびりついたゴミをかきだすのです。このときに手が結構汚れてしまうので、ホコリを直接触るのが嫌いな方は手袋をつけた方がいいかも。
ダストボックスの汚れがひどいときは水洗いもできるみたいですね。家電製品の説明書は読まない主義なんですが、さすがに壊れたらまずいのでダストボックスのページだけはさっと目を通したんです。
ルーロのホコリを吸い込む力は本物
出かける前にスイッチをピっと押せば、帰ってきたら部屋がきれいになってる。まさに未来の生活じゃないですか。そんなにゴミを吸い取ってくれないんじゃないかと思っていましたが、吸引力についてはまったく問題なさそう。
ブラシの耐久性が心配だったり、ダストボックスの掃除が面倒だったり。何もかもが100点満点で素晴らしい!とは言えませんが、確実に生活は便利になってる気がします。
使用2週間でルーロのブラシが破損
先日、家に帰ってきたら机に3本のブラシが置いてありました。何の部品だろうと思ったら、これロボット掃除機のお掃除ブラシやないか・・・
使用2週間にしてブラシがモゲました。。片方のブラシ、3本ともが根元から完全にぽっきりと。あぁぁ、部品注文しないと。。ショック。。
部品が外れたのではなく完全なる破損
ルーロを裏返してみたらご覧の通り。ブラシが根こそぎいかれてました。このブラシがないとロボット掃除機の実力は半減。セロテープや瞬間接着剤で何とかなるかなぁと思ってみたものの、割と高速で回転するので小手先の応急処置では耐えられなさそう。。
元々はこんな状態だったのです。三角形のボディに加え、長めのブラシがくるくる回転することでお部屋の隅々までお掃除できる!という点がルーロの強みだったのです。その強みがもがれてしまいました。あぁぁ、これは大問題です。
原因はキッチンマットの裏側
妻に話を聞いてみたところ、家に帰ってきたらキッチンに敷いているマットがくしゃくしゃになっていて、その近くにブラシが3本とも落ちていたようです。このキッチンマット、裏側がすべりにくい素材になっているんですがこれがまずかったみたい。
ルーロはかなりパワフルに動きます。壁に立てかけていたアイロン台を余裕でなぎ倒すくらいにパワフルです。すべりにくい素材のマット裏に全力で突撃してしまったことで、ブラシがぽっきりやられてしまったみたいです。
いつもはマットを乗り越えてうまく掃除をしてくれていたのですが、この日はなぜか下に潜ろうとしてしまったみたいです。うーむ、どうすればいいんだろう。
ロボット掃除機はとても便利ですが、使いこなすにはなかなかコツがいるようです。とりあえず替えのブラシをAmazonで注文しないと。
ロボット掃除機をうまく活用するコツ
ルートは我が家にとって初めてのロボット掃除機だったのですが、使い方やコツなんかがだいぶわかってきたので、まとめておきたいと思います。
ルーロが活躍できる環境を整える
ルーロはコード類が大の苦手です。コンセントやLANケーブルなどのコード類は床から離しておく、またはルーロと直接触れることの無いように設置しておかないと絡まります。
ロボット掃除機を使い始めた当初、LANケーブルに絡まってそのままルーロが起動停止していたことがチラホラ。 ロボット掃除機を使うなら床を片付けておけ、とよく言われますが本当にこれは大事みたい。
キッチンマットなども材質によってはブラシが絡まるようで、我が家のルーロは片側のブラシが3本とも根元から折れてしまうというトラブルもありました。 お風呂の足ふきマットなども、今はルーロを起動させる前に床から別の場所へ移動させています。
ルーロは見た目以上にパワフルなので、壁に立てかけていたアイロン台をなぎ倒していったこともありました。娘が近くに居たら危なかった。 ロボット掃除機が快適に仕事をしてくれるように、環境を整えてあげないとです。
子供が怖がることはほとんどなかった
子育て世代にロボット掃除機は大活躍 ロボット掃除機導入にあたって心配していたのが娘が怖がらないかということ。うちの娘に関しては興味は示すものの、一切怖がりませんでした。
ルーロ起動中は子どもが近づかないように目を離さないでおく必要はありますが、部屋の掃除中も娘と一緒に居られるというメリットがとても大きいと感じています。
一般的な掃除機を使用していると、掃除中娘をほったらかしにしがちですが、ロボット掃除機ならボタン一つで全自動で掃除してくれるので、娘から目を離すことはありません。
離乳食を食べさせたり、お風呂に入れたり、寝かしつけたり、何かと忙しくなる子育て世代にこそ、ロボット掃除機は相性が抜群だと思いました。
ロボット掃除機は子育て世代と相性抜群
ドラ○もんレベルのスーパーロボット!とは言えませんが、床を掃除するという1点において、ロボット掃除機ルーロは素晴らしいポテンシャルを持っていることがわかりました。
ルーロの特性をちゃんと把握しながら、これからもロボット掃除機とうまく向き合って快適な生活を送っていきたいと思います。
修理に出したら費用が約1万円かかった
パナソニックのロボット掃除機RULO(ルーロ)を愛用して、かれこれ2年以上が経ちました。ただ2年も経つと、さすがにチラホラと不具合も出てきますね。
今は修理から帰ってきた状態で、かつての元気を取り戻してくれたルーロですが、その顛末を簡単にまとめてみました。
ルーロのブラシが完全に動かなくなる
今回致命的だったのは、くるくる回るはずのブラシが完全に動かなくなってしまったこと。ブラシがちぎれてしまう、というトラブルも過去に発生したのですが、そのときは交換ブラシですぐに解決しました。
だけど今回はブラシが動かない。ルーロ内部のブラシを動かす部分が壊れているっぽい。
機械に長けている人であれば、ルーロを分解して直せちゃうのかもしれませんが、素人には無理筋。そこでパナソニックの会員ページから修理を依頼してみました。
修理にかかった費用は約1万円
パナソニックの公式サイトから修理を依頼して、数日後にヤマト運輸のお兄さんがルーロを引き取りにきてくれました。梱包もなにもせず、そのまま引き取ってくれるのはありがたいですね。
回収から数日後に修理費用がメールで送られてきました。
【部品代】 3,000円
【技術料】 5,500円
【消費税】 680円
【宅配料】 540円(税込)
【合 計】 9,720円(税込)
約1万円ですね。
新品を買った方がいいのかな…と思って調べてみたんですが、主要なロボット掃除機って大体5万円くらいするんですね。よくわからないメーカーのロボット掃除機は2万円くらいで買えるみたいですけど。
そもそも無料でいただいたものですし、1万円で直るなら仕方ないか、と自分を納得させました。
メールの対応が丁寧で安心
【処置内容】右側軸受けと左側サイドブラシを交換し動作試験を行いました。バッテリーに関しては異常は認められませんでした。今後ともパナソニック製品をご愛顧下さいます様宜しくお願い申し上げます。
家に帰ってくると、部屋の片隅でバッテリー切れでくたばっていることが多かったので、「バッテリーも弱ってる気がする」と伝えたのですが、その点については問題なかったみたい。
今回の修理対応はすべてメールでやりとりが進んだのですが、パナソニックの対応は丁寧でいいですね。きちんと何をやってくれたのかを説明してくれるので、妙な納得感があります。
ルーロは我が家にとって生活必需品
2週間近くロボット掃除機のない生活を送っていたのですが、「会えない時間が愛育てるのさ」と郷ひろみが歌っていたように、ロボット掃除機のありがたみを改めて実感させられました。
子どもも2人に増えて、ゆっくり掃除ができる時間は限られているので、ちょっと出かけるときに自動で掃除をしてくれるというのは最高に便利です。
もちろんロボット掃除機にも限界はあるので、週に1回くらいは掃除機をちゃんとかけないといけませんが。
壊すことがないように、これからも大切に使っていきます。