有楽町から新橋方面へ線路沿いへ歩いていくと、何ともレトロな街並みが現れます。平成になって25年以上経っているにもかかわらず、昭和に取り残されたような雰囲気がぷんぷん漂っております。
サビや金属の渋みをうまく演出できるのがHDR合成の面白味の一つです。東京の歴史を感じつつ、HDR合成用の写真をぱしぱし撮ってきました。
今にも崩れ落ちそうな歴史の詰まったレンガたち
補強工事だとか何とかで、レンガでできたガード下は軒並み工事中でした。パッと見で相当古いのがわかるくらいですから、山手線や東西線をばんばん走らせるには色々と問題もあるのでしょう。
ところどころに窓?のようなものが備え付けられていたのですが、中には小部屋があったりするんでしょうか。ダンジョンっぽさが男心をくすぐります。
おじさまの街、新橋駅に到着
15分くらい歩いていると、あっという間に新橋に到着です。その気になれば秋葉原から浜松町くらいまでは歩けそうだな・・・と思っちゃいました。調子に乗りすぎでしょうか。
日曜日なのでスーツ姿の働く男たちは少なかったのですが、いつ来てもごちゃごちゃしている街ですな。新宿や渋谷とは少し異なる臭いのごちゃごちゃ感が、新橋にはあります。
このごちゃごちゃ感、嫌いじゃありませんぞ。
飲み屋にパチンコにカラオケにエッチなお店も
お酒だったりカラオケだったり、毎日必死に働く男たちがうっぷんを発散できる街、それが新橋なのですね。パッと見は小汚いけど、メシはめちゃくちゃうまい!というお店が多いです。
舌もお腹もでっぷり肥えた男たちに長年愛されているお店は、やっぱり光るものがあるのですね。すんごく餃子が美味しいお店を私も知っていますが、もっとうまいお店が新橋にはゴロゴロありそうな気がします。
手ごろな価格で美味しいお酒とご飯を楽しめる、いい街じゃないですか。
まとめ 高層ビルだけが東京じゃない
田舎から出てきた私にとって、東京のイメージはやはり高層ビル街なのです。
就職活動中、夜行バスに乗ってはじめて東京に来たとき、それはそれは新宿の高層ビル街におったまげたでよ。都庁って何!何なのあのビル!と、明け方の新宿をふらつきながら一人興奮した覚えがあります。
でもそんな高層ビル街ってのは東京のごくごく一部で、しっぽりと静かな住宅街もあれば、大人たちがはしゃぎまわる騒がしい歓楽街もあったり、たくさんの顔があるってことを年を重ねるごとに少しずつわかってきました。
東京に来て6年経ちますが、まだまだ私は東京という街を全然知らないみたい。カメラを片手に、もっともっと東京を練り歩いてみようじゃないですか。