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すけこむブログ

カメラが好きな都内在住31歳男性の写真ブログ。ニコンD810を愛用。2歳児の子育てにも奮闘中。

ワセリンをレンズの保護フィルターに塗ったら光がにじんで独特な描写に

AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G Nikon D810

ワセリンをレンズの保護フィルターにつけて撮影

約10年、リップクリーム代わりにお世話になっているワセリン。特に冬場はお風呂上がりにワセリンを唇にたっぷり塗らないと、唇がパキパキに乾燥、やがて血まみれになってしまう私。今回は唇ではなく、レンズの保護フィルターにワセリンを塗ってみました。

レンズのフィルターにワセリンを塗るというのは、古くからある定番の手法だそうでして。カメラ雑誌でもたまに特集されているのを見かけます。私も以前から知ってはいたのですが、実際に試すのは今回が初めて。31歳になって、ようやくワセリン童貞からの卒業です。

フィルターの周辺にワセリンを塗りたくって撮影

ワセリンをレンズの保護フィルターにつけて撮影

保護フィルターの周辺部分にワセリンを塗りたくります。全面に塗るのではなく、周辺部分に塗るのがいいみたい。今回は光がランダムに屈折するように、わざと汚く指紋が残るように塗ってみました。どういう塗り方が正解なのかは私も知りません。

このフィルター、以前AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gを買ったときにオマケでついてきたもの。年末に防湿庫の中を整理していたらひょっこり出てきまして。どうせ使わないのだからワセリンでも塗って有効活用してみようかと。

AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gはレンズの性能を最大限に発揮させたくて、保護フィルターをつけていないのです。

逆光で撮影すると光がにじんで面白い

ワセリンをレンズの保護フィルターにつけて撮影

娘と散歩へ行ったついでに、ワセリンフィルターの効果を試してみました。逆光で撮影すると、光がじんわりとにじみます。フレアやゴーストとはちょっと違う、ほんのりと品があるにじみ方とでもいいましょうか。

周辺部分にしかワセリンを塗っていないので、写真中央の娘周辺にはにじみは見られません。これは面白い描写です。

ワセリンをレンズの保護フィルターにつけて撮影

こちらのカットは光源を避けて撮影してみたのですが、太陽光が当たっている黄色いブランコの支柱がじんわりとにじんでいます。写真下側、光が当たっている雑草部分もちょっぴりにじんでいますね。

撮影時は光源の位置に注意が必要かも

ワセリンをレンズの保護フィルターにつけて撮影

これは写真右上だけが強くにじんでしまった没カット。もう少し大きく派手ににじんでくれれば面白かったんですが、なんだか中途半端。光源と被写体、カメラの位置を微調整しないと、なかなか思い通りのにじみを出せません。

ワセリンの塗り方を色々変えてみると、またにじみ方が変わるんだと思います。ワセリン自体も、白色ワセリンとかベビーワセリンなど、いくつかの種類が販売されているので、それぞれで描写が変わるのかも。

ワセリンフィルター、意外と奥が深くて面白いです。

光源がないとつまらない

ワセリンをレンズの保護フィルターにつけて撮影

光源がまったくない状態でも撮影してみたのですが、ごく普通の写真になってしまいました。ぐるぐるボケっぽい描写は周辺に見られますが、なんともイマイチ。ワセリンフィルターの効果を最大限に発揮するためには、光源を探すことが大切みたい。

室内撮影でも独特な描写に

室内でワセリンフィルター

家の中で遊ぶ娘を撮影したときにも、ワセリンフィルターを使ってみました。写真の周辺部分がほんわりと白っぽくなっています。周辺減光とはまた違った味わいがあって、これもまた面白いです。

ワセリンフィルターで作品撮りをしてみたい

まだまだワセリンフィルターの可能性を追求しきれていないので、別のワセリンに変えたり、塗り方を変えたりして、いろいろ試してみます。

早速、今度屋外でポートレートを撮影するときに使ってみようと企んでいます。朝方の差し込んでくる太陽の中でワセリンフィルターを使うと、面白い描写になるんじゃないか…とワクワクしています。大失敗に終わる可能性もありますが...

ちなみにレンズの前玉に直接ワセリンを塗るのは止めたほうがいいです。使っていない保護フィルターや、安いフィルターを買ってきてそれで試すことをオススメします。