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すけこむブログ

カメラが好きな都内在住31歳男性の写真ブログ。ニコンD810を愛用。2歳児の子育てにも奮闘中。

デジカメで撮影した写真をフィルム風加工!AdobeのLightroomでRAW現像

LUMIX GX1 LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6

写真をフィルム風加工

(2016年10月4日更新)

最強の写真現像ツールといえばAdobeのLightroom。デジタル一眼レフの楽しみは綺麗に写真を撮れることは当然ながら、撮影後にRAWデータをパソコンでどう現像するかも楽しみの一つだと思っております。

スマホで写真を手軽に加工できるアプリもたくさんありますが、Lightroomは格が違い過ぎると言いいますか。手間とお金はかかるけど、真剣に写真の加工に取り組みたいなら、やっぱりパソコンでやるべきです。

先日読んだフォトテクニックデジタルでフィルムっぽくRAW現像するためのテクニックが紹介されていて、以来フィルム風RAW現像を自分なりに研究しております。

フィルム風に見えるように各パラメータを調整

写真をフィルム風加工

こちらが撮って出しの状態。川越へ行ったときにマイクロフォーサーズのGX1で撮影した写真です。レンズはLUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6を使用。イマイチしゃきっとしない画なのはお手軽高倍率ズーム故にどうかお許しを。

全体的にマゼンタがかぶって紫っぽくなっているのはGX1の悪いクセ。この点も含めて調整してみます。

写真をフィルム風加工

まずは基本的なパラメータをいじります。

ホワイトバランスはほんのり青っぽく、紫の色かぶりも除去です。ハイライトやシャドウは写真に合わせて調整が必要ですが、コントラストを高めて自然な彩度を落とすのがフィルム風現像のポイントになるのではと思っております。

明瞭度を少し落としているのはフォトテクニックデジタルで学んだテクニック。-10では大きな変化は見えにくいですが、ほんのりと解像度を落とします。

周辺減光と粒子の追加

写真をフィルム風加工

フィルム風現像で一番重要なポイントかもしれない粒子の追加。フィルムで撮った写真って画がつぶつぶしてます。つぶつぶしてるのに色調が豊か。これを再現するためにLightroomで人工的に粒子を加えます。

どの辺が適切な値なのかは私も研究中。今回は青空がざらついた感じに見えるくらい、を目安に粒子のパラメータをいじってみました。

周辺減光はレンズによっては追加しなくても問題無さそうですが、今回のレンズは周辺減光が少なめなのでLightroomでしっかりめに追加です。

明暗別色補正でねじれを生み出す

写真をフィルム風加工

これもフォトテクニックデジタルで学んだことですが明暗別色補正のパラメータをいじってハイライトとシャドウに色調のねじれを生み出すとフィルム特有の色合いが表現できるみたいです。

こちらもどのあたりが適性値か迷い中ですが今回はこんな具合に。ハイライトは主に青空なので青みを強く、シャドウは建物の茶色がメインなので黄色みを強くしてみました。

完成した写真がこちら

写真をフィルム風加工

各種パラメータをいじってフィルムっぽく現像した写真がこちら。冒頭に載せた写真と同じものです。青空のざらついた感じと周辺減光、独特な色合いの変化。どこが正解なのかよくわかっていませんが、現状ではこれがベターかなぁ。

もっと彩度を落としてみてもいいかもしれません。一言でフィルム風と言ってもいろんな種類のフィルムがあるので、自分が目指すフィルム風を引き続き研究してみようと思います。

Lightroom任せの現像だとこんな感じ

写真をフィルム風加工

ちなみにLightroomには「自動補正」という機能がありまして、クリックひとつでホワイトバランスや各種パラメータをいじってくれる便利な機能があります。いずれも全自動で調整してみたらこんな感じになりました。

撮って出しの状態から雲の動きもはっきりして建物も明るくなりました。

写真をフィルム風加工

各種パラメータはこんな感じ。GX1の紫かぶりもちゃんと補正してくれています。曇り空だったのでホワイトバランスが黄色寄りになるのは当然ですが個人的にはあんまり好きじゃない色合い。

Lightroomの自動補正は時間がないときにすごく便利ですが、当然ながら全てマニュアルで調整した方が自分好みの色合いに仕上がりますね。仕事の記録写真では色合いよりもスピード優先なので自動補正がとても重宝しています。

フィルム風プリセットを他の写真でも試してみた

写真をフィルム風加工

Lightroomでは自分で調整した各種パラメータの値を「ユーザープリセット」として保存することができます。ホワイトバランスや露出は写真ごとに調整が必要ですが周辺減光や粒子の追加、色相のねじれは保存しておいた方が便利かと。

Lightroomにはデフォルトで「ポジプリント調」というプリセットも用意されているので、そちらを活用するのも一つですね。

写真をフィルム風加工

駅で撮った写真にフィルム風プリセットを適用。

フォトテクニックデジタルに書かれていたんですがフィルム風をより実感するためにはプリントすべきだと。パソコンやスマホで見ているだけで、あまりプリントしない派の私ですが、確かにディスプレイで見る写真とプリントした写真は全然別物。

写真をフィルム風加工

写真用のプリンターはいずれ買いたい機材の一つですがお金の問題よりも置く場所がないんだなぁ。一般的な家庭用プリンターなら1万円くらいで買えたりしますけど、写真を印刷することをメインに考えると一気に高くなりますし、紙にもこだわりだすとどんどんお金が消えていきます。

大きなサイズで印刷しようものならインクの消耗も早いですしね。しかもプリンターのインクってこれまた高いですからね…自宅で写真をプリントすることのハードルって高すぎません?

お店プリントやネットプリントなら一枚数十円ですし、フィルム風に加工したものを近々プリントしてみましょうかね。

フィルムカメラ買えばいいじゃん

写真をフィルム風加工

えぇそうなんです。わざわざデジカメで撮った写真をフィルム風に現像しなくてもいいじゃないという意見はご尤もです。中古カメラ屋に行けばフィルムカメラは1~2万も出せば十分買うことができます。フィルムも2,000円くらいで十分買えます。

フィルム風現像を追及するための一番手っ取り早い道はフィルムカメラを買ってフィルムの特徴を知り尽くすことだとわかってます。だけどもだけど私のような懐の寂しい社会人はデジタルの利便性に甘えさせてもらいたいのですよ。

今ある機材を使ってフィルムっぽい写真に仕上げる。まだまだわかってないことが多すぎますが、引き続きAdobeのLightroomを活用したフィルム風現像を研究してみようと思います。

まだパソコンにLightroomをインストールされていない方は是非。フィルム風加工に限らず、写真の楽しさが一気に広がりますよ。

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