すけこむブログ

カメラが好きな都内在住31歳男性の写真ブログ。ニコンD810を愛用。娘二人の子育てにも奮闘中。

娘が産まれました

娘が生まれました

10月1日、待望の第一子が産まれました。女の子です。今はNICU(新生児集中治療室)に居ます。

しばらく心の整理がつかず、このブログも全部消してしまおうとか色々考えましたが、ようやく少し落ち着いてきました。父親である私が取り乱してばかりでは娘に顔向けできませんので、自分の気持ちを整理するためにもブログを書くことにしました。

産まれてすぐに泣くことができなかった娘

10月1日の早朝から陣痛が始まり、夕方には産まれそうと妻から連絡が。午後で仕事を上がらせてもらい、病院に駆けつけました。2時間くらい立ち合い、ようやく娘が産まれました。

だけど娘が泣きださない。早く泣かないと命が危ない。部屋を追い出される私。急に慌ただしくなる分娩室。走り回るスタッフの人たち。15分くらい廊下に放置され、この病院では対応できないので別の病院に緊急搬送すると。

「今、頑張って蘇生してますんで!」って、なにそれどういうこと。

詳しい説明が一切無く、不安が募るばかり。しばらく経つと救急車が到着。隣の分娩室では無事に赤ちゃんが生まれたらしく、鳴き声が廊下に響き渡る。妻が居る分娩室からは、変わらず泣き声は聞こえてこない。この時が一番辛かった。

総合病院に緊急搬送された

体力をかなり消耗していたものの、妻は無事でした。ほんと良かった。産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこすることもできず。すぐに娘はドクターカーで運ばれていきました。

検査の必要があるため2時間くらい経ってから来てくれと医師に言われ、病院に来てくれていた義理のお母さんと一緒に搬送先の病院へ向かいました。車で40分、だいぶ遠い。

娘が搬送されたのはNICUという新生児のための集中治療室。「ブラックジャックによろしく」で出てきたあの部屋や・・・まさか自分が当事者になるとは思ってませんでした。

膨大な書類の手続きと無表情な医師

20時すぎに病院に到着。早く娘に会いたいのに手続きやら何やらで膨大な書類の手続きが。NICUに入ってからも書類上の手続きがたくさん。もうほんと勘弁してほしかった。

まだ検査が終わっていないとのことで、個室で待たされました。しばらくすると医師と看護師、2人が部屋にやってきて状況の説明を受けました。

娘はお腹の中で少し調子が悪かったようで、産まれてすぐに呼吸ができなかったみたい。脳に酸素が十分に届いていなかった時間が長く、完全に回復するのは難しい、何らかの障害が残る可能性が非常に高いと。無表情で淡々と説明された。

長い待ち時間と娘との対面

今考えると、無表情で淡々と説明するのは正しいことだと思います。深刻な表情をされたら余計に不安になるし、明るく説明されたら怒りで我を忘れそうだし。説明を受けた後、2時間くらい個室に放置された。

義理のお母さんと殆ど会話もせず、待たされた2時間がものすごく長く感じた。もう絶望しかなかった。

23時過ぎ、ようやく検査が落ち着いたとのことで娘と対面できました。両手両足、口と鼻、胸や頭にチューブやケーブルなどが装着されていましたが、娘は力強く生きようとしていました。

全てを受け止める覚悟

最低でも1ヵ月は入院の必要があると言われています。どの程度入院が必要か、今後どのような症状が出るのか、これからの経過を見ていかないことには何とも言えないと説明を受けました。

「なんで私の娘が、産婦人科では産まれる直前まで赤ちゃんは元気と聞いていたのに。」ここには書けないようなことも含め、いろんな考えが頭に浮かびました。でも今はすべてを受け止めていかないといけない、と覚悟ができました。

誰のせいでもない。誰も恨まない。娘が産まれてくれた。今はちょっと具合が悪いけど、産まれてきてくれたことに感謝をしなきゃって。妻が頑張って娘を産んでくれた。感謝してもしきれない。

これから娘の容態がどう変化していくのか、心配はつきません。でも娘と医師を信じると決めました。無表情でヒゲもそってない医師だけど。もし適切な蘇生措置を施してくれていなかったら、娘はもう息をしていなかったと思います。

早くも始まった親バカ

今日、妻が無事に産婦人科を退院しまして、しばらくは安静が必要ですが、明日一緒に娘に会いに行こうと考えています。今日は私の父が東京に来てくれて、一緒に娘に会いに行きました。初孫だぞ、親父。

ケーブルやチューブまみれではありますが、やっぱり自分の娘というのは可愛くて仕方ないものですね。NICUへのカメラの持ち込みは許可されているので、看護師さんに引かれるくらいばしばし写真を撮っています。

娘の寝顔写真をiPhoneで眺め、プリントした写真を部屋に貼って、娘の可愛さにニヤニヤしております。たまらん・・・っ!

ネガティブなことは考え出すとキリがありません。でも娘の写真を見ていると、気持ちが落ち着いて前向きになれるんです。こんなの初めて。娘の存在に私自身が救われています。

父親として、しっかりせんといけません。妻と娘を支えていくのです。どんな現実も受け止めて、一日一日を大切に頑張っていきます。

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