すけこむブログ

カメラが好きな都内在住31歳男性の写真ブログ。ニコンD810を愛用。娘二人の子育てにも奮闘中。

屋外でAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDの描写力をテストしてみる

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先日、増税前を理由に衝動買いをしてしまったAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED、今回は屋外でテスト撮影をしてみました。

私にとって35mmは初めての焦点距離。35mmの距離感をしっかりつかんで、このレンズのポテンシャルを最大限に引き出せるよう、練習を重ねていこうと思います。

絞り開放では周辺減光が目立つ

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近所の公園でぱしぱし撮ってみました。

35mmの焦点距離はなかなか広いですね。これまでD600では60mmと85mmしか使っていなかったので、随分と画角が広く感じます。肉眼よりファインダーで見える像の方が広いので、距離感をつかめるまで時間がかかりそう。

絞り開放でベンチにピントを合わせて撮ってみたのですが、周辺減光が目立ちますね。周辺減光がお嫌いな方はLightroomなどで処理をする必要がありそうです。私は周辺減光もレンズの味だと思っているので、そのままにしておきたい派です。

f/5.6まで絞ると周辺減光はだいぶ改善される

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少し絞って撮ってみました。三脚を使わず手持ちでの撮影なので、微妙に画角がずれているのはご容赦くださいませ。f/5.6くらいまで絞ると、周辺減光はだいぶ改善されますね。

絞り開放で撮ったときは全体的に柔らかい描写になりますが、木の枝や金網部分も少しシャープになってきました。ぷらぷら散歩しながらスナップ撮影をするなら、これくらいの絞りがちょうどよさそう。

f/10まで絞ると隅々までシャープに描写

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ここまで絞ると周辺減光はさっぱり見当たらなくなります。隅々までシャープに解像しています。風景を撮影するならf/10前後でカリッとシャープに撮影するのが良さそうです。

絞り開放から少しずつ絞っていくことで、出てくる画がガラリと変化するのは想像力がかきたてられて楽しいですねぇ。

最短焦点距離で絞り開放はピントがうすうす

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今度は最短焦点距離まで寄って花を撮ってみました。ダンボーの撮影でも実感しましたが、絞り開放だとピントの合う範囲が薄いですね。かなりのうすうすです。

背景もとろとろになり、全体的にふんわり柔らかい描写です。手前のコンクリートもしっかりボケています。

柔らかい描写は素敵ですが、ピントが浅すぎるので、活用方法をしっかり考えないとダメですね。

f/4.0まで絞ると花びらのシワまでシャープに解像

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少し絞って撮ってみました。先ほどは花びらもふんわり柔らかな印象に仕上がっていましたが、今回は花びらのシワがはっきりと確認できます。

背景のボケは絞り開放と比較すると少し控えめになりましたが、まだまだしっかりボケています。

ピントの合ったところはシャープに描写、離れたところはとろりとボケる。花を撮りに行くときは60mmマイクロがメインになりそうですが、このレンズで花を撮るならf/4.0前後がベターかな。

f/11まで絞っても背景はボケる

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f/11まで絞ってみました。手前の花は花びら全体にピントが合って、くっきりシャープになりました。シャープすぎて、花びらがザラついているようにも見えてしまうかな・・・このあたりは好き嫌いが出そうです。

最短焦点距離で撮っているため、f/11まで絞っても背景がボケています。表現の一部として背景も見せたいときは、f/11くらいまで絞っても問題ないということですね。

35mmと85mmの焦点距離を比較してみる

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今度は35mmの焦点距離と、85mmの焦点距離にどれくらい差があるのかダンボーをモデルに試してみました。

ダンボーと私の距離は1メートルちょいくらい。まずは35mmの焦点距離、絞りはf/4.0で撮影してみました。完全にベンチがメインで、なんかちっこいのが居る・・・という画になりました。

ここまで被写体が小さいと、手持ちかつ絞り開放でピントを合わせるのは非常に難しかったです。絞り開放にこだわるなら三脚がいるなぁ。

85mmの焦点距離で撮影するとダンボーがメインに

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同じ位置でレンズを85mmに交換、絞り開放で撮ってみました。AF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gも絞り開放だと周辺減光が目立ちますね。

先ほど35mmで撮った写真はベンチがメインの画になりましたが、85mmで撮るとダンボーがメインの画になりました。

35mmと85mm、50mmの焦点距離の差は大きいですね。風景や街並みをぱしぱし気軽に撮るなら35mm、人物やモノ、特定の被写体を狙って撮るなら85mmといったところでしょうか。

うまく使い分けて、それぞれのレンズの味を引き出せるようにならねば。

まとめ 描写力は十分!使いこなせるかは腕次第

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野鳥が飛んでいたので思わず撮ってみました。連射モードにしていなかったので、撮れたのはこの一枚だけ・・・太陽が入ってもろに逆光ですが、ゴーストやフレアがしっかり抑えられているのがわかります。

このレンズ、ナノクリスタルコートは非搭載ですが、描写力は十分ですね。絞り開放だと背景はとろとろで全体的に柔らかい描写に、少し絞るとピントが合ったところはシャープに、背景もしっかりボケる。特徴がはっきり出るのが魅力です。

ニコンにはAF-S NIKKOR 35mm f/1.4Gという約18万円するレンズもありますが、約6万円のAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDでも、腕次第で味わい深い写真を撮れることは間違いないですね。

しばらくはこのレンズ一本でスナップ撮影を楽しみます。